「命あれば海月も骨に会う」の意味(語源由来・類義語・対義語)
【ことわざ】
命あれば海月も骨に会う
「命さえあれば海月さえ骨に会う」ともいう。
【読み方】いのちあればくらげもほねにあう
【意味】
長く生きていると、まれな幸運に巡り合うことがあるたとえ。また、命を粗末にせず長生きするようにという意味もある。
ほんなら、「長生きしてると、めったにあたらん幸運にも出会うことがある」ってことやな。また、それと同時に「命を大事にし、長生きするべきだ」っていう教訓もあるんやな。
骨のないクラゲも、長生きしてたらいつかは骨に出会うって言うんは、長く生きることで何が起こるか分からん、という希望を教えてくれてるんやな。
【語源・由来】
骨のないくらげも長生きすれば骨に会い骨のあるくらげになる意から。
【類義語】
・命長ければ蓬莱に会う
・命長ければ巡り逢う
【対義語】
・命長ければ恥多し
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「命あれば海月も骨に会う」の解説
カンタン!解説
「命あれば海月も骨に会う」っていうことわざは、長く生きていると滅多にないラッキーな出来事に出会うこともあるっていう意味だよ。
このことわざの元になっているのはね、骨がないクラゲでも、長生きすれば何かの偶然で骨を手に入れて、骨のあるクラゲになるかもしれないっていう想像だよ。
たとえばね、クジで1等が当たるなんてことは滅多にないよね。でも、毎日クジを引き続けると、何年か後に1等が当たるかもしれない。それがこのことわざの意味だよ。
また、「命あれば海月も骨に会う」っていうことわざは、命を大切にして、長く生きることを心掛ける、っていう教えも含んでいるんだ。だから、自分の体を大切にして、健康に気をつけて、長く生きることが大切なんだよ。その方が、幸運に出会うチャンスも増えるからね。
「命あれば海月も骨に会う」の使い方
おじいちゃんが人間国宝に認定されたんだ。命あれば海月も骨に会うって喜んでいたよ。
長い間努力してきたのよね。
僕からすれば、幸運というより努力の結果なんだと思うけどね。
人間国宝になるだけあって、当然の帰結ではなく幸運と言い表すなんて謙虚なのね。
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「命あれば海月も骨に会う」の例文
- 命あれば海月も骨に会うというから、つらくとも生き抜こう。
- 長く生きると、嫌なこともあれば命あれば海月も骨に会うこともある。
- 長生きしたおかげでこんな貴重な体験ができた。命あれば海月も骨に会うだな。
- 命あれば海月も骨に会うこともあるのだから、自殺はやめて共に生きよう。
- あの時人生に絶望してあきらめなくてよかった。命あれば海月も骨に会うというように、思いがけない幸運に出会えた。
また、このことわざは命を大切にし、長生きするように心がけるべきだという教えも含んでいるんだ。