「命は風前の灯の如し」の意味(語源由来)
【ことわざ】
命は風前の灯の如し
「命は風中の灯の如し」ともいう。
【読み方】いのちはふうぜんのともしびのごとし
【意味】
人生のはかないことのたとえ。
なるほど!それはつまり、命ってもろいんやな。ちょっとの風で灯が消えるように、命も突然失われることがあるわけや。
だから、毎日を大切に生きとかなアカンってことを教えてくれるんやな。
【語源・由来】
「倶舎論疏」から。
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「命は風前の灯の如し」の解説
カンタン!解説
「命は風前の灯の如し」っていう言葉は、人の命がどれだけはかなく、一瞬で消えてしまうかのようなものだっていうことを示しているんだよ。
考えてみてね、風前にあるろうそくの灯は、ちょっとした風でパッと消えてしまうよね。これは、私たちの命も同じで、突然終わることがあるという意味だよ。
この言葉は、昔の賢い人たちが書いた「倶舎論疏」という本から来ているんだ。このことわざを通して、命の大切さと、それがどれだけ短いものかを感じさせてくれるよね。だから、毎日を大切に生きることの大事さを思い出させてくれる言葉なんだ。
「命は風前の灯の如し」の使い方
はあ。命は風前の灯の如しだよね。
若いのにどうしたの。
人生のはかなさを嘆いてかっこつけてみた。
命は風前の灯の如しなんだから、かっこつけている暇はないわよ。本当にかっこよくならないとね。
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「命は風前の灯の如し」の例文
- 命は風前の灯の如しだから、いつ終わっても悔いの無いようにする。
- まさか海外で事故に巻き込まれなくなるとは、命は風前の灯の如しだな。
- 人の一生なんてあっという間に終わる。命は風前の灯の如しだ。
- 神様の気まぐれでふっと命の火を消されることもある。命は風前の灯の如しだ。
- 命は風前の灯の如しというから、日々一生懸命に全力で生きよう。
風前の灯は、少しの風で消えてしまうように、私たちの生命も突然終わることがあるということを意味しているんだ。