【ことわざ】
石が浮かんで木の葉が沈む
【読み方】
いしがうかんでこのはがしずむ
【意味】
重い石が水に浮かんで、軽い木の葉が水に沈むように、物事のありさまが逆になること。
【語源・由来】
陸賈新語より。
沈むべきはずの石が浮かび、浮いて流れるはずの木の葉が沈んでしまう意から、物事のありようが道理とは逆になっていることをいうたとえ。
【類義語】
・石が流れて木の葉が沈む
・朝日が西から出る
・石に花咲く
・悪人栄えて善人滅びる
・牛は嘶き馬は吼え
・西から日が出る
・無理が通れば道理引っ込む
・無理も通れば道理になる
【対義語】
ー
【英語訳】
Whenthesunri sesinthewestandsetsintheeast.
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「石が浮かんで木の葉が沈む」の使い方

絶対に安泰だと言われていた、あの会社が、倒産するなんて石が浮かんで木の葉が沈むような話だったね。

そうね。わたしのお父さんも、絶対安全だと思って、株式投資をしていたようで、昨日はうなだれた様子だったわ。代わりに、値上がりするはずがないと思われていたライバル会社の株が上がったらしいわ。

それは大変だったね。世の中には絶対はあり得ないってことだね。

そうなのよ。そう思って生きていかないといけないわ。
「石が浮かんで木の葉が沈む」の例文
- あの人がこの高校に合格して、彼女が落ちるなんて石が浮かんで木の葉が沈むような結果だ。
- こんなまずいお菓子がヒットしてこっちが売れないなんて、石が浮かんで木の葉が沈むようなものだ。
- あの論文がノーベル賞を取って、君の論文が賞を取れないなんて石が浮かんで木の葉が沈むようなものじゃないか。
- 恥ずかしがり屋の君が大勢の前で歌うアイドルになるなんて、石が浮かんで木の葉が沈むようなものだよ。
- 不器用で、料理が下手な君が料理研究家になるなんて石が浮かんで木の葉が沈むような話だなあ。