「息を吹き返す」の意味(語源由来)
【慣用句】
息を吹き返す
【読み方】
いきをふきかえす
【意味】
駄目だと思っていたものが、また勢いづくこと。
一度ダウンしたけど、また立ち上がって元気になる、っていう意味やね。ほんまに生き返ったみたいに元気になるんやな。
【語源由来】
生き返るという意味から。
「息を吹き返す」の解説
「息を吹き返す」という表現は、もうダメかと思われていた人や物事が、なんとか立ち直って元気になることを指すんだ。
たとえば、風邪で倒れていた友達が、突然元気に学校に来たときや、ビジネスで失敗した会社が、新たなアイデアで成功を収めて元気になったときなどに使うんだ。
これは、一度呼吸が止まった人が再び息を吹き返す、つまり生き返る様子から来ているんだよ。その様子を見て、もうダメだと思われたものが元気になることを「息を吹き返す」という言葉で表現するようになったんだよ。
だから、「息を吹き返す」と言えば、まるで生命力が戻ったように、何かが再び活力を取り戻した状態を表していると理解すればいいんだよね。
「息を吹き返す」の使い方
「息を吹き返す」の例文
- 社員の落書きから生まれた商品が、今にも潰れそうだった会社にヒット商品をもたらし、息を吹き返すことができた。
- 彼女は、前回の失敗で自信を失ってしまっていたが、上司の励ましの言葉で彼女の自信は、息を吹き返した。
- 消防車が放水をしたおかげで鎮火するかに思われたが、突如爆発が起こり、炎が息を吹き返した。
- 落雷による停電で、この地域は真っ暗になったが、私のマンションは予備電源に切り替えられたようで、間もなく明かりが息を吹き返した。
- 彼の手にかかると、壊れた電気製品に命が吹き込まれ、息を吹き返すかのように蘇るのだ。