「石破れ天驚く」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
石破れ天驚く
【読み方】
いしやぶれてんおどろく
【意味】
音楽、詩文、出来事などが、世の中の人を驚かすほど奇抜で巧みなこと。
「石破れ天驚く」ということわざは、音楽や詩、出来事などが非常に奇抜で巧みで、それに人々が驚き感嘆する様子を表しているんだよ。
そうなんや、つまり「すごく驚くほど素晴らしい」って意味なんやな。
石が割れるほどの音が出たり、天まで驚くようなことが起こったりするくらい、ほんまにすごいことが起こるってわけや。それが音楽でも詩でも何でもええわけや。凄まじい出来事や、素晴らしい才能に対して使う言葉やな、これは。
【語源・由来】
「李賀」の「李憑箜篌引」から。石が破れ天が驚くほど巧妙であるという意から。
【類義語】
・易者身の上知らず
・陰陽師身の上知らず
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「石破れ天驚く」の解説
カンタン!解説
「石破れ天驚く」っていうことわざはね、音楽や詩、または何か出来事が、みんなをびっくりさせるほどすごくて、巧妙なことを言うんだよ。
考えてみて、「石が破れて、天が驚く」って、すごいことだよね?だって、石ってめちゃくちゃ硬いし、壊すのはとっても難しい。それが壊れるほどの力強さやすごさ、それを見た天が驚くほどの衝撃や驚き、そんな感じを表しているんだ。
例えばね、すごく独特で奇抜な音楽を作ったり、誰も思いつかないようなアイデアを出したり、予想もしないようなことをやってみんなをびっくりさせること。それがまさに「石破れ天驚く」っていう感じなんだよ。
だから、このことわざは、「とてつもなくすごいことをやる」、「みんなを驚かせるほどのことをする」という意味を表しているんだよ。
「石破れ天驚く」の使い方
この人の作る音楽は石破れ天驚くだね。
人気があるわよね。
出す曲すべてヒットしているね。
スランプという言葉を知らないんじゃないかっていうくらい作品を発表するスピードが速いわよね。
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「石破れ天驚く」の例文
- AIが作った曲は石破れ天驚くもので、AIが人を越えた瞬間だった。
- それは石破れ天驚くような文章で、斬新で今までにない作品だった。
- そこに居た人が消えて、頭上高くに再び現れるという石破れ天驚く出来事に驚愕する。
- 石破れ天驚く小説で、巧妙なトリックに騙される読者が続出した。
- 彼の脚本は石破れ天驚くような作品が多く、緻密に練られた伏線が張られ先が読めないからおもしろい。