「鼬の最後っ屁」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
鼬の最後っ屁
【読み方】
いたちのさいごっぺ
【意味】
切羽詰まってに非常手段に訴えること。また、最後に醜態を演じることのたとえ。
大体こういう場面は、もう何も失うもんがないから全力を出すときやな。でもその結果、思わぬ形で失敗することもあるわけや。だから、もし最後の力を振り絞るときは、周りに迷惑をかけへんように注意せなあかんな。
【語源・由来】
イタチが窮したときに悪臭を放って敵をひるませるところから。
【類義語】
鼬のじょうの屁
「鼬の最後っ屁」の解説
「鼬の最後っ屁」っていうことわざは、すごく困った時に、仕方なく特別な手段に出ることを表しているんだよ。また、一番最後にやっちゃう、ちょっと恥ずかしい行動の例えともなるんだ。
例えばね、テストの前日になって、全然勉強してなかったから、一晩中眠らずに必死で勉強した、とか。それが「鼬の最後っ屁」なんだよ。切羽詰まった時に、普段とは違う行動をすることを指しているんだね。
また、例えばサッカーの試合で、時間がなくて負けそうになった時に、手を使ってでもボールを止めようとする行動なんかも、「鼬の最後っ屁」って言えるんだ。それはちょっとダメな行動だけど、最後の最後でやってしまうことを表しているよ。
「鼬の最後っ屁」の使い方
「鼬の最後っ屁」の例文
- 大きな鯛だったのに、最後に鼬の最後っ屁だ、ブルッとしてテグスが切れてしまった。
- いかにあがいてもこの成果じゃ本社は納得しないよ。鼬の最後っ屁でもいいから何かないか。
- あそこまで追いこんでいたのに、鼬の最後っ屁と同じできつい一発だったな。みすみす勝ちを逃したようなものだ。
- 勘弁(かんべん)して欲しいよ。こんなことされると鼬の最後っ屁より厳しいよ。
まとめ
農作物、養鶏、家屋の被害などで、イタチにはあまり良いイメージはありませんね。十二支のはじまりの童話です。むかし、むかし。神様がある年の暮れに動物たちを集めて「新年から毎年交代でリーダーを決めよう。元旦にあいさつに来た1番目から12番目までの動物を順番に新しい年のリーダにします。」といいました。そしてネコをだまして牛の中に乗って、神様へ1番にごあいさつしたのがネズミ、そのネズミを乗せていた牛が2番目、その後は十二支のとおりですが。仲間外れで知らせが来なかったイタチは神様にもう一度チャンスを下さいと毎日毎日お願いに行きました。困った神様は「ではイタチの頭に『つ』をつけて元旦・一日を『ついたち』と呼ぼう。」としました。イタチは喜んで帰っていったそうです。
それは、神に等しい力を発揮するという意味合いも含まれているんだ。また、最後に醜態を晒すことの比喩とも解釈できるんだよ。