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【一瓜実に二丸顔】の意味と使い方や例文(語源由来)

一瓜実に二丸顔

「一瓜実に二丸顔」の意味(語源由来)

意味【ことわざ】
一瓜実に二丸顔

後に「三平顔に四長顔五までさがった馬面顔」「三平顔に四長面」などと続く。三以降は難点を並べるものが多い。

【読み方】
いちうりざねににまるがお

【意味】
女性の顔の良さをいう。

瓜実=瓜実顔。中高の細長い顔。
ことわざ博士
「一瓜実に二丸顔」ということわざは、女性の顔立ちについて言及したもので、一番理想的なのは少し細長くて白い、つまり瓜実顔と言われる顔立ち。

そして二番目に理想的なのは、愛嬌があって丸い、つまり丸顔とされているんだよ。

助手ねこ
そうかいな。つまり、「女性の顔で一番ええのは細長くて白い顔、二番目は愛嬌のある丸顔」ってことやな。

でも、これはただの一般論やな。顔立ちは人それぞれやし、それぞれの顔立ちに魅力があるから、自分の顔立ちを自信を持って生きていくのが一番やな。

【語源・由来】
鼻筋の通った瓜実顔が一番美しく、二番目に丸顔が美しいということ。

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「一瓜実に二丸顔」の解説

カンタン!解説
解説

「一瓜実に二丸顔」っていうことわざは、女性の顔の形をランキングしたようなもので、一番美しいとされるのは瓜実顔(ちょっと細長くて白い顔)、二番目に美しいとされるのは丸顔(可愛らしい顔)っていう意味なんだよ。

ちなみにね、このことわざは続いて、「三平顔に四長顔、五まで下がった馬面顔」っていう風にさらに女性の顔の形をランク付けしているんだ。三番目は平顔(普通の顔)、四番目は長顔(少し長めの顔)、五番目は馬面顔(非常に長い顔)っていう順番になっているよ。

でもね、大切なのは顔の形じゃなくて、その人の内面や性格、行動だよ。どんな顔の形でも、優しい心と行動があれば、それが一番美しいと思う人もいるんだよね。だから、このことわざは、古い時代の美の基準を表しているだけで、今の時代には必ずしも当てはまらないと思っていていいよ。

「一瓜実に二丸顔」の使い方

健太
一瓜実に二丸顔というから丸顔のともこちゃんは二番目に美しいね。
ともこ
昔の話でしょう?現代では違うんじゃない?
健太
瓜実は瓜の形のことではなく、瓜の種のことをいうから色白で卵型の形をいうんだよ。現代でも一番人気は卵型だよ。
ともこ
がーん。時代が変わっても二番なのね。
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「一瓜実に二丸顔」の例文

例文
  1. 一瓜実に二丸顔というから、この赤ちゃんは美人になるぞ。
  2. 四角い顔が悩みなのだが、一瓜実に二丸顔というからあごを削る手術をしようかな。
  3. 女子高生がなりたい顔第一位の女優は、一瓜実に二丸顔の瓜実だ。
  4. 一瓜実に二丸顔にあてはまらない自分は醜いということか。
  5. SNSでは写真を加工して、一瓜実に二丸顔に近づける。




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