「陰で糸を引く」の意味(語源由来)
【ことわざ】
陰で糸を引く
かげでいとをひく
【意味】
自分は表に出ないで、裏から人を思い通りに動かすこと。
これはちょっとした計画やたくらみに使われることわざなんやろな。でも、そんな裏工作はあかんと思うで。みんながみんなの気持ちをわかり合って、正直に行動した方がええわ!
【語源・由来】
人形遣いがうしろから糸を引いて人形を操ることから。
「陰で糸を引く」の解説
「駆けつけ三杯」というのはね、酒の席に遅れて来た人が、罰として一気に三杯ものお酒を飲まないといけないっていうルールのことだよ。
でも、なんで「三杯」なの?と思うよね。実は、昔の武士たちが大切な行事や戦に出る前にやっていた特別なお酒の飲み方があって、それが「式三献」というもの。この儀式では、おいしいおかず3つと、お酒を3回飲むという方法で行っていたんだ。そして、この「式三献」から、お酒の席で遅れて来た人に罰として三杯飲ませる、っていう習慣ができたと言われてるよ。
今でも、結婚式で新郎新婦が特別なお酒の飲み方をすることがあるけど、それもこの「式三献」が元になってるんだよ。だから、次に結婚式に行ったときには、この話を思い出してみてね!
「陰で糸を引く」の使い方
「陰で糸を引く」の例文
- 「ルフィ」と名乗る首謀者が陰で糸を引いていた。
- 陰で糸を引く黒幕は健太くんだった。
- 健太くんにともこちゃんを裏切る度胸があるとは思えない。絶対に陰で糸を引くやつが存在する。
- 首相は傀儡で、党の重鎮が陰で糸を引く。
- 浅はかな健太くんには無理な計画だと思ったら、陰で糸を引く人物がいたようだ。
【注意!】間違った例文
❌「子どもたちで祖父の誕生パーティーを開いたけれど、陰で糸を引いていたのは両親だった。」