「柿を盗んで核を隠さず」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
柿を盗んで核を隠さず
【読み方】
かきをぬすんでさねをかくさず
【意味】
証拠を隠しきれないで悪事がばれてしまうこと。
まるで、お菓子をこっそり食べて、袋をそのまま置いておくみたいなもんか。悪いことは最後にはバレるってことやね。これは、正直に生きる大切さを教えてくれる言葉やな。
【語源・由来】
柿を盗み食いして種を隠し忘れ悪事が露見する意から。
【類義語】
・頭隠して尻隠さず
「柿を盗んで核を隠さず」の解説
「柿を盗んで核を隠さず」っていうのはね、悪いことをして、でもその証拠をちゃんと隠さないで、ばれてしまうことのたとえだよ。
想像してみてね、だれかがおいしい柿を盗んで食べちゃったとするね。でも、柿の種を隠さなかったら、人々はすぐに誰が盗んだのかわかっちゃうでしょ?種は盗んだ柿を食べた証拠なんだよ。
同じように、何か悪いことをして、その証拠をちゃんと隠さないと、人々はすぐに何が起こったのか、誰がやったのかを知ることができるんだ。
たとえば、お菓子をこっそり食べて、包み紙をそのままテーブルに置いておいたら、お母さんやお父さんはすぐに誰が食べたのかわかっちゃうね。
このことわざは、悪いことをすると、ちゃんと隠してもいつかはばれることが多いって教えてくれるんだよ。だから、最初から悪いことをしない方がいいっていう教訓もあるんだね。
「柿を盗んで核を隠さず」の使い方
「柿を盗んで核を隠さず」の例文
- 柿を盗んで核を隠さずで携帯電話に通信履歴が残っていた。
- 決定的な証拠がある。柿を盗んで核を隠さずで犯人はまだ凶器を所持している。
- 通帳の金の動きまでは消せなかったようだな。柿を盗んで核を隠さずだ。
- 犯した罪をごまかしても無駄だ。目が泳いでいるし、柿を盗んで核を隠さずで犯行を裏付けるものがたくさん残っている。
- 柿を盗んで核を隠さずといった現場だったのだが、犯人は捕まえてほしかったんじゃないだろうか。