「偕老同穴」の意味(出典・類義語・英語訳)
【ことわざ】
偕老同穴
【読み方】
かいろうどうけつ
【意味】
生きては共に老い、死しては同じ穴に葬られる意で仲睦まじく連れ添うこと。
おっちゃんとおかんみたいに、若いころから老いるまでずっと一緒にいるんや。これは、愛と信頼の大切さを教えてくれるんやな。うんうん、なんかじーんとくるわ。
【出典】
「詩経(王風・大車)」
【類義語】
・鴛鴦の契り(えのうのちぎり)
・お前百までわしゃ九十九まで(おまえひゃくまでわしゃくじゅくまで)
・比翼連理(ひよくれんり)
【英語訳】
Pledge to live faithfully together until death parts them.
「偕老同穴」の解説
「偕老同穴」という言葉はね、夫婦がすごく仲良く、一生添い遂げることを表しているんだよ。
このことわざの中にある「偕」は「一緒に」という意味で、そして「穴」は「墓の穴」なんだ。だから、この言葉を使うと、夫婦がとても仲良く一緒に年を取り、最後は同じ墓で一緒に眠ることを意味しているんだよ。
たとえば、おじいちゃんとおばあちゃんがいつも手をつないで散歩しているような姿を見ると、まさに「偕老同穴」って感じだね。このことわざは、夫婦の深い愛情と絆をすごく美しい言葉で表しているんだよ。
「偕老同穴」の使い方
「偕老同穴」の例文
- 会長と社長は夫婦ですが偕老同穴で明るい雰囲気ですから会社にも良い影響が出ています。
- 先輩ご夫婦は偕老同穴ですよね、私もそんな結婚をしたいと思います。
- いつまでも偕老同穴でいたいものですね。
まとめ
夫婦とはもともと他人ですが苦労を共にするうちに偕老同穴の関係になっていくものです。楽しいことばかりだったり、お金にも困らなかったりするのが思想ですが、よく周りを見ているとそうゆう環境のご夫婦は偕老同穴というよりは離婚するケースが多いようです。偕老別穴のような夫婦にはなりたくないですね。
互いに支え合い、老いても一緒に過ごす美しい関係を描いている表現なんだ。