【同舟相救う】の意味と使い方の例文(類義語・対義語・英語訳)

【ことわざ】
同舟相救う

【読み方】
どうしゅうあいすくう

【意味】
たとえ敵同士でも見ず知らずの者同士であっても、危険にさらされれば利害をひとしくする者同士となり、互いに助け合うものだということ。

【語源・由来】
「孫子(そんし)」の「九地(きゅうち)」に、同じ舟に乗って川を渡っているときに、大風が吹いて舟が転覆しそうになれば、互いが左右の手のように動いて助け合うとあることから。

【類義語】
・呉越同舟(ごえつどうしゅう)

【対義語】

【英語訳】
while the thunder lasted, two bad men were friends.(雷が鳴っている間は、二人の悪人どもは友人であった)や Woes unite foes.(災いは敵同士を団結させる)という英語訳があります。

「同舟相救う」の使い方

健太
うちの二匹のネコは喧嘩ばかりして仲が悪いんだ。
ともこ
仲良くすることないの。
健太
犬が片方に吠えると二匹で協力して戦ってるよ。
ともこ
そうゆうの同舟相救うっていいのよ。

「同舟相救う」の例文

  1. 災害で被災しましたが、町内会で仲が悪かった人と同舟相救う関係ができました。
  2. 高病原性鳥インフルエンザで殺処分が開始され、周辺の養鶏場は同舟相救う体制で支援を始めた。
  3. 会社が倒産しそうになったとき、普段は対立しているグループが同舟相救う形で倒産の危機から脱したのは幸いでした。
  4. 何かあった時には同舟相救うことだけは忘れないようにしましょう。

まとめ

このことわざのもととなった文章は、強い軍隊作るためにいかに統制するかが書かれています。お互いに助け合いましょうという平和な意味ではなくて、要約すると、共通する危険が迫れば憎しみあっている人達でも助け合うように、兵士が逃げることができず、どうしても戦わなければならない、絶対絶命のような状況に追い込むことが強い軍隊をつくるコツだというものです。ことわざには現在使われている意味と本来の意味では違うことがあります。長い長い歴史が感じられますね。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

合わせて読みたい記事