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【怪力乱神を語らず】の意味と使い方や例文(出典・英語訳)

【ことわざ】
怪力乱神を語らず

【読み方】
かいりょくらんしんをかたらず

【意味】
世間一般常識から逸脱した、怪奇現象や死後の世界、超能力といった言葉では説明できないようなものは、人には自ずから語らないものであるということ。

【出典】
怪力乱神を語らず”は、『論語』に記載されてある孔子に対する弟子の言葉である。「怪力乱神」にはそれぞれ意味があり、“怪”は異常現象や怪奇現象、“力”は超能力、“乱”は悪行といった行為、“神”は鬼神を表す。その4つを弟子に聞かれても憶測や不確かなことだと孔子は自ずから語ることはなかったと言われている。

【英語訳】
・supernatural things
・unnatural phenomena
・spirits and demons

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「怪力乱神を語らず」の使い方

ともこ
すっかり夏だね。
健太
夏は海に行ったりお祭にり行ったりそれに、肝試しと色々とすることあるから忙しいよね。
ともこ
海とお祭りは分かるけど、肝試しとか心霊特集とか怪力乱神を語らずというように、そういった不確かなことで騒ぐの私はあまり好きじゃないのよね。
健太
ともこちゃん、本当は怖いだけじゃないの?

「怪力乱神を語らず」の例文

  1. 怪力乱神を語らずというように憶測で物事を語ることは良くない。
  2. テレビなどで事件が起こると当事者とは関係ない人々が騒ぎ立てるが、怪力乱神を語らずという言葉を知らないのだろうか?
  3. 霊媒師などを生業にしている人々は、実際に死ななければ死後の世界を知らないのに何故語ることができるのだろう。怪力乱神を語らずというように私はそう言った類のものは憶測で人には語ったりしない。
  4. 科学者の僕はよく超能力について実際に存在するのか聞かれるが怪力乱神を語らずでそのことについて答えることはなかった。




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