「駆けつけ三杯」の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【ことわざ】
駆けつけ三杯
【読み方】
かけつけさんばい
【意味】
他人の杯を受ける者には三杯飲ませる意から転じて、酒席などで遅れてきた客に続けざまに酒を三杯飲ませること。
「駆けつけ三杯」ということわざは、酒の席に遅れて来た人に、罰として立て続けに三杯の酒を飲ませる慣習から来ているんだよ。
えー、それはちょっと厳しいな。遅れて来たら三杯も立て続けに飲まなあかんのか。
でも、これは遅刻するなよ、っていう教えもあるんかな。時間守って、約束を大切にしろってことや。遅刻すると厳しい罰が待ってるから、気をつけなあかんな。三杯飲んだら、ほんまに元気になるかどうかはわからんけどな!
【語源・由来】
他人の杯を受ける者には三杯飲ませる意から。
【類義語】
・今入り三杯
・遅れ三杯
【英語訳】
・Anybody who shows up late at the party has to chug!
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「駆けつけ三杯」の解説
カンタン!解説
「駆けつけ三杯」というのはね、酒の席に遅れて来た人が、罰として一気に三杯ものお酒を飲まないといけないっていうルールのことだよ。
でも、なんで「三杯」なの?と思うよね。実は、昔の武士たちが大切な行事や戦に出る前にやっていた特別なお酒の飲み方があって、それが「式三献」というもの。この儀式では、おいしいおかず3つと、お酒を3回飲むという方法で行っていたんだ。そして、この「式三献」から、お酒の席で遅れて来た人に罰として三杯飲ませる、っていう習慣ができたと言われてるよ。
今でも、結婚式で新郎新婦が特別なお酒の飲み方をすることがあるけど、それもこの「式三献」が元になってるんだよ。だから、次に結婚式に行ったときには、この話を思い出してみてね!
「駆けつけ三杯」の使い方
昨日は大変だったよ!
どうしたの?
父さんが、ベロベロに酔っ払って帰って来たんだ。会社の飲み会で、30分遅れていったら駆けつけ三杯飲まされたみたいなんだ。
おじさん大丈夫?お酒弱いのに災難だったね。
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「駆けつけ三杯」の例文
- 最近の若者は駆けつけ三杯の意味を知らないようだ。
- お酒の弱い人にとって駆けつけ三杯は厳しすぎる。
- 駆けつけ三杯という罰し方は急性アルコール中毒になりうるため、気を付けた方が良い。
- ビールジョッキでの駆けつけ三杯はきつ過ぎるため、お猪口に変えてもらった。
- お酒を飲めない私の駆けつけ三杯はウーロン茶である。