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「上に交わりて諂わず、下に交わりて驕らず」の意味(出典)
【ことわざ】
上に交わりて諂わず、下に交わりて驕らず
【読み方】
かみにまじわりてへつらわず、しもにまじわりておごらず
【意味】
目上の人に対しておべっかを使わず、目下の人に対して威張らないこと。
上の人にはへつらわず、下の人には高ぶらず、みんな平等に。それが一番の人間関係のコツやな!
【出典】
「揚子法言」
「上に交わりて諂わず、下に交わりて驕らず」の解説
「上に交わりて諂わず、下に交わりて驕らず」という言葉、これはすごく大事なことを教えてくれる言葉だよ。
これをもうちょっとわかりやすく言うと、「身分や立場が上の人と関わる時でもおせじを言ったり、へつらったりしない。逆に、身分や立場が下の人と関わる時でも、自分が上だと思って偉そうにしない」ということなんだ。
例えば、先生やおじいちゃんおばあちゃん、会社の上司など、立場が上の人に対して「私、こんなに頑張ってますよ~」とおせじを言ったり、特に何もないのに無理に感謝を示そうとするのは良くないよね。自分らしく、自然体で接することが大切だよ。
逆に、年下や後輩、学年が下の子など、立場が下の人に対して、「俺はこうだから、お前もこうしろ」と偉そうに命令したりするのも良くない。みんな平等で、自分と同じ人間として接するのが一番だよ。
この言葉は、どんな人とでも、自分らしく、正直に、優しく接することの大切さを教えてくれるんだ。人との関わり方を考える時に、この言葉を思い出して、みんなと良い関係を築いていこうね!
「上に交わりて諂わず、下に交わりて驕らず」の使い方
「上に交わりて諂わず、下に交わりて驕らず」の例文
- 上に交わりて諂わず、下に交わりて驕らずの姿勢で、極力敵を作らない。
- 信頼に値するのは、上に交わりて諂わず、下に交わりて驕らずというような人だ。
- 人を身分で判断しない、上に交わりて諂わず、下に交わりて驕らずの人物は立派だ。
- 大人物は上に交わりて諂わず、下に交わりて驕らずで、対応に差をつけない。
- 上に交わりて諂わず、下に交わりて驕らずを心がけ差別しない。