【ことわざ】
鴨が葱を背負って来る
【読み方】
かもがねぎをせおってくる
【意味】
自分に好都合な出来事、また願っても無い好機が訪れることをいう。
【語源・由来】
鴨が葱を背負って来るとは、鴨鍋を作ろうとしていた時に、まさかの材料に必要な鴨がネギを背負って自らやって来たというように、利用しようとしていたモノが更に利用できるものを持ってくるという非常に都合の良い状況を表したたとえからきている。また、鴨(カモ)=簡単に捕まえられる鳥ということから、お人好しで騙されやすい人という意味も含まれている。
【類義語】
・開いた口へ団子
・開いた口へ牡丹餅
・棚から牡丹餅
・寝耳へ小判
・寝耳へ水の果報
【対義語】
・蒔かぬ種は生えぬ
【英語】
・An accident waiting to happen.
・A golden opportunity came to me.
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「鴨が葱を背負って来る」の使い方
おなかすいたー!ともこちゃん、お腹空いたよ。
あっ!健太君いらっしゃい!ちょうどよかったよ、今友達にプレゼントするクッキー焼いていたんだけど、作りすぎたから食べて。あと味の感想もお願い!!今家に誰もいなかったから、健太君ナイスタイミング!!
えっ!?ともこちゃん、自分で作ったの?食べたーい!ありがとう
どういたしまして!(毒味と失敗作どうしようかと思ったけど、まさか鴨が葱を背負って来るとは。)
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「鴨が葱を背負って来る」の例文
- 美人でおまけに性格が良いとは、鴨が葱を背負って来るみたいな話である。
- 今回の事業提携がこんな好都合な内容で結べるなんて、鴨が葱を背負って来たみたいだ。
- 罰ゲームとは知らず友達がのこのことやって来たが、その姿はまさに鴨が葱を背負って来た姿である。
- 今の自分が鴨が葱を背負って来る姿だとしても背に腹は代えられない。