「鴨集まって動ずれば雷となる」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
鴨集まって動ずれば雷となる
【読み方】
かもあつまってどうずればいかずちとなる
【意味】
小さく弱いものでも数多く集まると軽んずることができない存在になるということ。
一匹の鴨ならば、そんなに怖くないかもしれないけど、たくさんの鴨が一斉に動き出せばその迫力はすごいもんやね!これは、人も同じ。
一人一人の力は小さいかもしれないけど、みんなで力を合わせれば大きなこともできるってことやな。団結は力やね!
【語源・由来】
鴨のような弱い鳥でも数多く集まり騒ぎ立てれば雷鳴のような大きな音になることから。
【類義語】
・聚蟁靁を成す
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「鴨集まって動ずれば雷となる」の解説
カンタン!解説
「鴨集まって動ずれば雷となる」っていう言葉はね、考えてみて、一羽の鴨は小さくて弱いかもしれないけど、たくさんの鴨が集まって動き出すと、その力はすごく大きくなって、雷のようにすごい力を持つってことを示してるんだよ。
これはね、一人や一つだけだと弱いと思われるものでも、たくさん集まればすごく強くなれるってことを教えてくれるんだ。
たとえば、一人でやるプロジェクトは大変かもしれないけど、みんなで協力してやれば、すごく大きなことも成し遂げられるよ、っていうことだね。だから、このことわざは、「小さな力でも、たくさん集まれば大きな力になるよ」と伝えているんだよ。
「鴨集まって動ずれば雷となる」の使い方
僕一人の力ではこの国は変えられないな。
鴨集まって動ずれば雷となるよ。この国を良くしたい人がきっと他にもいるはずだから呼びかけてみたら?
SNSの全盛期だし、呼びかけたら集まるかもね。
若者の力でこの国が良くなると良いわね。
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「鴨集まって動ずれば雷となる」の例文
- 鴨集まって動ずれば雷となるというから、農民が力を合わせて一揆を起こせば脅威となる。
- 協力すれば鴨集まって動ずれば雷となるように、大きな仕事をなすことも可能になる。
- 一人の力は微力でも鴨集まって動ずれば雷となるで、沢山の力が集まり大きな力となる。
- 鴨集まって動ずれば雷となるのと同じように、大勢が集まり知恵を出し合うことで一人の天才よりも優れた頭脳になる。
- 一人一人だと大したことがないが、鴨集まって動ずれば雷となるように侮ることができないものとなる。
集団の力や結束の大切さを伝える言葉であり、小さなものでも集まれば大きな力を持つことができるということを教えてくれる。