「彼方によければ此方の恨み」の意味(類義語)
【ことわざ】
彼方によければ此方の恨み
【読み方】
かなたによければこなたのうらみ
【意味】
一方に良いと思ってしたことが、一方には恨まれることになる。双方に良いようにするのは難しいということ。
「彼方によければ此方の恨み」ということわざは、ある人にとって良いことが他の人にとっては悪いことになる、という意味があるんだ。
ほんまにそうやな。たとえば、サッカーの試合で一方が勝ったら、そっちのチームは喜ぶけど、もう一方のチームは悔しい思いをするんや。
みんなが同じようにハッピーになるのは、なかなか難しいことやてな。このことわざ、人に何かするときに、どうしても誰かが不満になることもあるってことを教えてくれるんやな。
【類義語】
・彼方立てれば此方が立たぬ
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「彼方によければ此方の恨み」の解説
カンタン!解説
「彼方によければ此方の恨みは」っていう言葉は、ちょっと難しいかもしれないね。でも、小学生にもわかるように説明するよ。
このことわざは、一方の人が嬉しいことがあると、他の人は悲しいことになることがあると言っているんだ。つまり、みんなにとってうれしいこと、利益になることを見つけるのはなかなか難しいという意味があるんだよ。
例えば、お兄ちゃんがテレビで好きなアニメを見たい時に、弟や妹が違う番組を見たいと言ったら、どちらか一方が我慢しないといけないよね。お兄ちゃんが見たいアニメを見れたら嬉しいけど、弟や妹は悲しい気持ちになるかもしれない。逆も同じだよ。
このことわざは、そういう「どちらかが得をすると、もう一方が損をする」ような状況を表していて、みんなが納得する解決を見つけるのは難しいこともあるんだと教えてくれるんだよ。だから、みんなで話し合って、できるだけ公平になるように心がけることが大切なんだね。
「彼方によければ此方の恨み」の使い方
嫁姑問題って彼方によければ此方の恨みだよね。
典型的よね。
母さんに気をつかったらおばあちゃんににらまれるし、おばあちゃんに気をつかったら母さんににらまれる。
元々他人なんだから同居は無理なのよ。
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「彼方によければ此方の恨み」の例文
- 彼方によければ此方の恨みとなるから中間管理職はつらい。
- あちらに良い顔をすればこちらが苦い顔をするし、彼方によければ此方の恨みで難しい。
- 彼方によければ此方の恨みとなるので、喧嘩の仲裁をする際は喧嘩両成敗にする。
- どうがんばっても彼方によければ此方の恨みになるものだから、双方良しを目指すのはやめる。
- 両国の戦争に介入してやめさせたいが、彼方によければ此方の恨みとなりとばっちりを食いそうだ。