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【完膚無し】の意味と使い方や例文(出典・故事)

完膚無し

【ことわざ】
完膚無し

【読み方】
かんぷなし

【意味】
無傷のところがないほど徹底的にやっつけること。

「完膚」は、傷のない完全な皮膚。
「完膚なきまで」の形で「徹底的に」の意で用いる。
【出典】
新唐書しんとうじょ

【故事】
中国唐で蒋鎮しょうちんが反乱を起こし、同僚の劉廼りゅうだいを味方にしようとしたが、劉廼は口がきけないふりをして回答を拒否した。蒋鎮は腹いせに劉廼の全身に灸をすえて皮膚を焼き、全身やけどを負わせたという故事から。

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「完膚無し」の使い方

健太
油断していたよ。
ともこ
油断しすぎて完膚無きまでにやられたわね。
健太
ぐうの音も出ない。
ともこ
次は油断しないことね。

「完膚無し」の例文

  1. 完膚無きまで打ちのめされ立ち直れない。
  2. チャンピオン相手に歯が立たず、完膚無きまでに叩きのめされた。
  3. 出る杭は打つ。今のうちに完膚無きまでにぶちのめしておき、反抗する気を失くしておく。
  4. 一言も言い返すことができず、完膚無きまでに言い負かされた。
  5. 完膚無きまで叩きのめす覚悟がないなら戦わない方がいい。

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