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【和氏の璧】の意味と使い方や例文(出典・故事)

和氏の璧

「和氏の璧」の意味(出典・故事)

意味
【ことわざ】
和氏の璧

「璧」を「壁」と書くのは誤り。
【読み方】
かしのへき

【意味】
中国の有名な宝玉の名。転じて価値のある素晴らしい宝石の意。宝物。

「璧」は、宝石。
ことわざ博士
「和氏の璧」という表現は、中国の春秋時代に楚の人である卞和が見つけた非常に価値のある宝石を指すんだ。

この宝石は非常に有名で、後に「最高の宝物」や「非常に価値のあるもの」のたとえとして使われるようになったんだよ。

助手ねこ
なんや、そういうことやったんか。それが「最高の宝物」や「すごく価値があるもの」の代名詞になるほど、えらい特別な宝石やったんやなぁ。

昔の人も、宝石見つけるのが好きやったんやろうなぁ。今でも、そんな素晴らしいものを見つけたら、誰だって嬉しいもんやな。でもね、一番大切な宝物は、身の回りにあるもんやな。家族や友達とか、そんなもんが一番の宝物やで。

【出典】
韓非子かんぴし

【故事】
中国春秋時代に、楚の卞和べんかが山中で宝玉の原石を得て、厲王れいおうに献上したところただの石と鑑定され左足を切られた。次の武王にも献上したが同じ理由で右足を切られた。文王の世になり初めてその原石の価値が認められ、細工師に磨かせたところ素晴らしい宝玉になったという故事から。

この璧はのちに趙の恵文王の手に渡り、秦の昭王から十五の城と交換しようと申し込まれ「連城の璧」とも呼ばれる。
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「和氏の璧」の解説

カンタン!解説
解説

「和氏の璧」っていうのは、ちょっと難しそうな言葉だけど、お話しをすると面白いんだよ。中国の昔々の話に出てくる、すごく貴重な宝石のことなんだ。

この宝石は、春秋時代の楚という国の人で、名前が卞和(べんか)という人が見つけたんだ。卞和がこの宝石を見つけた時、その美しさと値打ちに驚いたよ。宝石は透き通っていて、光を通すと虹のような色が見えたんだって。

この宝石は、たくさんの王たちの間で取り合いになり、みんなが欲しがったほど素晴らしいものだったんだよ。だから、今でも「和氏の璧」は、とても貴重で美しいもの、あるいはすごく重要なもののたとえとして使われることがあるんだ。

おとぎ話のようなこの話、ちょっと夢があるよね!なんだか、宝探しに出かけたくなるような気分になるよ!

「和氏の璧」の使い方

健太
ほー。これは和氏の璧だね。
ともこ
赤い色のダイヤモンドは貴重なんだって。
健太
世界に数十個しか確認されていないんだってね。
ともこ
うわあ。一体いくらするんでしょうね。
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「和氏の璧」の例文

例文
  1. すばらしい和氏の璧だから、ジュエリーとして使うのがもったいない。
  2. 見た目は和氏の璧だが、身に着けると呪われるという。
  3. 彼女は隠し持っていた和氏の璧をすべて泥棒に奪われた。
  4. その和氏の璧は、ロマノフ王朝時代からあり王族を魅了したという。
  5. 和氏の璧をプレゼントしてくれるような人と結婚したい。




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