「麒麟児」の意味(出典・類義語)
【ことわざ】
麒麟児
【読み方】
きりんじ
【意味】
一際優れた才を持ち将来有望な若者のこと。
「麒麟」は、聖人が世に現れるという中国の想像上の動物で、体は鹿、尾は牛、ひづめは馬に似ていて頭上に肉に包まれた一角がある。一説に雄を「麒」、雌を「麟」といい、「麒麟児」はその子のこと。
「麒麟児」という言葉は、特に技芸や才能が優れており、将来が非常に楽しみな若者を指す言葉だよ。
ああ、わかるわかる。それはつまり、すごい才能のある子供や、将来大成すると期待される人のことやな。
サッカーで言えば、天才少年とか、音楽で言えば若手の天才とかそういうのやろ。将来が楽しみなタイプやな。
【出典】
「杜甫」の「徐卿の二子の歌」
徐卿の二人の子をたぐいまれな才能とほめたたえ、「天上の麒麟児」といっている。
【類義語】・寧馨児
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「麒麟児」の解説
カンタン!解説
「麒麟児」という言葉はね、すごく才能があって、技能や技術もずば抜けていて、これからの未来がとても明るそうな若い人を指すんだよ。
例えば、学校で成績がトップで、スポーツや音楽などの特技もすごい、そしてみんながその子の将来を楽しみにしているような人を「麒麟児」と呼ぶことがあるんだ。この言葉は、その人の特別な才能や可能性を賞賛して使われるんだね。
「麒麟児」の使い方
史上最年少で六冠を達成したね。
彼は小さいころから麒麟児っていわれていたわよね。
小さいころから負けず嫌いだったんだって。
勝負事には大事な資質よね。
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「麒麟児」の例文
- 麒麟児だった彼は、十で神童十五で才子二十過ぎれば只の人になってしまった。
- 野球選手の父の英才教育を受けてきた彼は、天賦の才もあり麒麟児といわれている。
- あの子はまさに麒麟児で、ギフテッドとも呼ばれる。
- 麒麟児を集めて強化選手として鍛え上げる。
- ともこちゃんはIQが高く、麒麟児というにふさわしい子だった。