「功成り名遂げる」の意味(出典)
【ことわざ】
功成り名遂げる
【読み方】
こうなりなとげる
【意味】
りっぱな仕事を成し遂げて、名声を世に残す。
「功」は、りっぱな仕事。
「功成り名遂げる」という言葉は、目指した目標や仕事を完璧に達成し、それによって名声や評価を得ることを意味しているんだ。
だから、目標に向かって頑張るとき、このことわざを思い浮かべるとモチベーションが上がるんだよね。
成功の先には、認められる喜びが待ってるってことを示してる言葉やから、めざして頑張りたいにゃん!
【出典】
老子
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「功成り名遂げる」の解説
カンタン!解説
「功成り名遂げる」っていう言葉は、すごくいい仕事をやり遂げて、その結果としてみんなから認められたり、名声を得たりすることを表しているんだよ。
例えばね、ある人が長い間頑張って大きなプロジェクトを成功させたとしよう。そのおかげで、その人の名前が新聞やテレビでたくさん取り上げられて、みんなが「すごい!」「あの人は本当にすごい仕事をした!」と言うような状態を「功成り名遂げる」と言うんだ。
つまり、ただ単に良い結果を出すだけでなく、その結果がみんなに認められ、高く評価されることも含まれているんだよ。
「功成り名遂げる」の使い方
空手のオリンピック選手になって、功成り名遂げたいなあ。
そうね。そうなったら健太くんは、大好きな空手に専念出来て幸せな日々を送ることができるでしょうね。
そうだよね。オリンピックでメダルを取って、美人アナウンサーと結婚して、引退後は、子供たちに空手を教えるんだ。いずれはオリンピック選手の監督になるんだ。
夢を見るだけならただよね。
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「功成り名遂げる」の例文
- 彼は、頂点に立ってしまったことで功成り名遂げた後の虚無感に襲われるようになり、全権を子供たちに譲り隠居した状態になってしまった。
- 研究者として五十年、功成り名遂げて今年ご退職になった。
- 彼は、功成り名遂げたあとでも感謝の言葉を投げかけることを忘れない人格者だった。
- 彼は既に、功成り名遂げた人だから、いまさら選挙戦に担ぎ出そうとしても、なかなか承諾してくれないだろう。
- 貧しい家庭で育ち、ちゃんとした教育も受けられなかっただけに、彼が事業家として功成り名遂げるまでにはたくさんの苦労があったに違いない。
- 彼女には功成り名遂げた息子が四人もいて、とても自慢に思っているようだった。
「功成り名遂げる」の文学作品などの用例
ただ、残念なことに、ここのうち、功成り、名とげて、近いうちに商売をやめるといううわさがある。(久保田万太郎の浅草の喰べものより)