【ことわざ】
浩然の気
「浩然」を、「公然」「昂然」などと書くのは誤りなので注意が必要。
【読み方】
こうぜんのき
【意味】
のびのびとした、おおらかな気持ちのこと。
なんの制約もなく、解放された気分のこと。
【語源・由来】
「孟子(もうし)・公孫丑(こうそんちゅう)・上」より出典。
本来は、正しいことを行い道義心を身につけることによって、五体に気力がみなぎることをいう。
「浩」は、水が豊かな様子のこと。
【英語訳】
Since its action is right, it is a grand feeling.
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「浩然の気」の使い方

夏休みになったら、家族で旅行へ出かける計画を立てているんだ。

それは素敵ね。どこへ行く予定なの?

お父さんもお母さんも、仕事や家事のことを忘れてゆったり過ごしたいようだから、自然が多いところがいいかと思っているよ。

そうね。浩然の気を養ってもらいたいわね。
「浩然の気」の例文
- 休暇に旅行へ出かけて、広大な土地で過ごしたことで、浩然の気を養うことができた。
- 彼女は恋人と南の島で、時間を忘れてのんびりと過ごしたおかげで、浩然の気を養えたと嬉しそうに話していたよ。
- 次の休みには、温泉旅行へ行こうと計画を立てている。時にはゆったりと過ごすことで、浩然の気を養うことも必要だろう。
- いつも忙しく過ごしているのだから、時には旅行へ出かけて浩然の気を養ってはどうだろう。
- 先日の旅はいつもとは違って、自然に囲まれて過ごしたことで、浩然の気を養えたようだ。
まとめ
日常の生活は勉強や仕事はもちろんですが、家事や育児に追われていることがあるのではないでしょうか。
いろいろなことに追われてしまうと、心にゆとりが持てなくなることがありますね。
時には、浩然の気を養うことでおおらかでゆったりとした気持ちになることも必要ですね。