【ことわざ】
管を以て天を窺う
略して「管窺」ともいう。
「管を以て天を窺う」「管の穴から天を覗く」ともいう。
【読み方】
かんをもっててんをうかがう
【意味】
視野や見識が狭いこと。
【出典】
「荘子」
【語源・由来】
管の小さな穴を通して天を覗いても、狭い範囲しか見えないことから。
【類義語】
・葦の髄から天井を覗く
・葦の管から天を見る
・管豹の一斑
【スポンサーリンク】
「管を以て天を窺う」の使い方
管を以て天を窺うようでは出世できないわよ。
視野が狭いと何がだめ?
思い込みが強かったり、人の意見に耳を傾けることができず頑なだったりして、自分の失敗に気付かなかったり認めることができなくなるのよ。
視野が広くなるよう努力するよ。
「管を以て天を窺う」の例文
- 管を以て天を窺うと簡単なことですら気付けなくなる。
- 脳トレで頭を柔軟にすれば、管を以て天を窺うことがなくなる。
- 狭い見識で管を以て天を窺うのは危険だ。正しい判断ができるわけがない。
- 管を以て天を窺うような人間を人の上に立たせるわけにはいかない。
- 浅い知識をもって結論を出すのは、管を以て天を窺うようなものだ。もっと広い視野で見て判断した方が良い。