「暗闇の頬被り」の意味(語源由来)
【ことわざ】
暗闇の頬被り
「暗がりの頬被り」ともいう。
【読み方】
くらやみのほおかぶり
【意味】
不要な用心をすること。
ええと、それはつまり、もともと誰にも見えへんのに、なんでわざわざ隠すんやろう?ってことやな。
まるで、雨が降ってないのに傘をさすみたいなもんや。あんまり意味がないことをすることを指すんやな。
【語源・由来】
暗闇で顔を隠しても意味がないことから。
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「暗闇の頬被り」の解説
カンタン!解説
「暗闇の頬被り」っていうことわざは、もともと暗くて顔が見えないのに、わざわざ頬かむりをして顔を隠そうとすることから来てるんだよ。これは、もともと意味がないのに、さらに無駄なことをする様子を表しているんだ。
例えばね、すでに部屋が真っ暗で誰も君の顔が見えないとして、その上で頬かむりをして顔を隠そうとしたら、それはちょっと変じゃない?だって、もともと誰も見てないんだから。
それと同じで、このことわざは、すでに意味がないことにさらに時間や労力を使ってしまうような、無用な行動や努力を指して使うことができるんだよ。つまり、無駄に労力を使うこと、意味のないことを言い表しているんだね。
「暗闇の頬被り」の使い方
ここは田舎だから、防犯カメラは暗闇の頬被りじゃないかな。
田舎だからと鍵をかけない家が多いから、結構狙われているのよ。
そうなの?泥棒はわざわざこんな田舎まで来るの?
国に盗人家に鼠というからどこにでも泥棒はいるのよ。
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「暗闇の頬被り」の例文
- 感染症の脅威が去った今でもマスクをしている私は、「暗闇の頬被りだ」と笑われた。
- 暗闇の頬被りだろうと、火の用心は念を入れて行う。
- レシートをシュレッダーにかけて捨てていたら、家族に暗闇の頬被りで無駄な努力だといわれた。しかしレシートで外出時間やその家庭の収入が特定される危険があるそうだ。
- 暗闇の頬被りかもしれないが、無料のWi-fiには繋げないようにしている。
- 犯罪に巻き込まれるくらいなら、暗闇の頬被りでもとことん用心する。
これは、必要のない、意味のないことをすることの比喩として使われているよ。