「水母の風向かい」の意味(語源由来)
【ことわざ】
水母の風向かい
【読み方】
くらげのかぜむかい
【意味】
逆らって抵抗しても無駄なこと。
「水母の風向かい」ということわざは、どんなに努力しても結果が出ない、努力が報われない状況を意味しているんだ。
あぁ、つまり、どんだけがんばってもムダになることもあるんやな。くらげが風に逆らって動こうとしても、結局は流されるってわけやね。
これは、時と場所を見極めて、努力をすることの大切さや、時には流れに身を任せることも大切ってことを教えてくれるんやな。
【語源・由来】
くらげが風上に進もうとしても不可能なことから。
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「水母の風向かい」の解説
カンタン!解説
「水母の風向かい」っていうことわざはね、どんなにがんばっても無駄な努力をすることを例えたものなんだよ。
たとえば、みんなが知ってるクラゲがね、水の上で浮かんでるような姿をイメージしてみて。そのクラゲが風に向かって進もうとしても、どんなにがんばっても進むことはできないよね。だって、クラゲは風に流されやすいし、自分でしっかりと進む力もないから。
それと同じで、どうやっても無理なことや、がんばっても結果が出ないようなことを、この「水母の風向かい」ということわざで表現しているんだ。つまり、無駄に力を使っても仕方がない、そんな状況を言い表してるんだよ。
「水母の風向かい」の使い方
世の中が戦争に向かって動いているね。
なんとかして阻止したいわね。
僕たちの力じゃ水母の風向かいだよ。
同志を集めればいいんじゃないかしら。本当は平和を望んでいるのに、周りを気にして言い出せない人は多いと思うわ。
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「水母の風向かい」の例文
- 運命は決まっていて、どれだけもがいても水母の風向かいだ。
- 国家に刃向かっても水母の風向かいとなり潰されるだけだ。
- 多数派に対抗しようとしても、水母の風向かいで無駄骨だ。
- 大企業に中小企業が逆らっても水母の風向かいなんだ。
- 巨大な権力の前に何をしても水母の風向かいで無力だ。