「食わず嫌い」の意味(類義語)
【慣用句】
食わず嫌い
【読み方】
くわずぎらい
【意味】
①食べたこともないのに、その物を食べるのを嫌うこと。また、その人。
②物事の実情を知らないのに、わけもなく嫌うこと。また、その人。
「食わず嫌い」という表現は、まだ一度も試したことのない食べ物や体験を、詳細も知らないまま嫌だと決めつけることを指すんだよ。
つまり、「まだ試してもないのに嫌だって決めつける」ってことやな。まだ口にしたこともない料理や、やったこともない経験を、先入観だけで判断してしまうんやな。
これは、何でも一度は試してみることの大切さを教えてくれる表現やな。
【類義語】
食べず嫌い
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「食わず嫌い」の解説
カンタン!解説
「食わず嫌い」という言葉は、食べ物のことを話しているんだけど、他の事にも使えるんだよ。
「食わず嫌い」の「食」は食べることを指していて、「嫌い」はそのまま嫌い、つまり嫌なことを指しているんだ。つまり、何かを食べる前に、「これ、嫌いだな」と決めつけてしまうことを言うんだよ。
これは食べ物だけじゃなくて、何か新しいことをする時にも使えるんだ。「新しく習い事を始めるのは嫌だな」って思ってるけど、一度もやったことがないから本当はどうかわからないよね。それも「食わず嫌い」って言えるんだ。
「食わず嫌い」はあまり良いこととは言えないんだよね。なぜなら、実際にやってみないと、そのことが自分に合っているかどうかはわからないからさ。「食わず嫌い」をすると、自分が本当に好きなことや得意なことを見逃す可能性があるんだ。
だから、「食わず嫌い」はちゃんと試してみないと決めつけないようにしようっていう教えなんだよね。
「食わず嫌い」の使い方
健太くん。なんで泣いているの?
さっき、授業で詩が取り上げられたんだけど、その詩がとても感動的だったんだ。詩なんて理解できないと食わず嫌いをしていたけど、詩って素敵だね。
短い中に、感情も風景も表現してしまうのだから詩ってすごいわよね。
そうなんだよ。今から、図書館に行って、詩集を借りてくるよ。
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「食わず嫌い」の例文
- 私は見た目から、白子を食わず嫌いしてきたが、白子の天ぷらを食べてそのさくっとろっという食感に参って大好きになってしまった。
- 食わず嫌いで、いちじくは食べない。
- 数学と聞いただけで、食わず嫌いしていたが、数学の小説を読んで、その奥の深さにはまってしまった。
- マラソンなんて走っているのを見るだけで何が面白いのかと食わず嫌いしていたが、実際に国際マラソンを見て考えが変わった。
- イナゴを食べる地域があるらしいが、食わず嫌いでまだ食したことがない。
- 食わず嫌いをしていると人生損をするから、いろんなものを食べてみてごらんと母が言った。