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【曲肱の楽しみ】の意味と使い方や例文(出典・語源由来)

曲肱の楽しみ

【ことわざ】
曲肱の楽しみ

【読み方】
きょっこうのたのしみ

【意味】
清貧に甘んじて勉学に励み、正しい道を求め楽しむこと。また、貧しさの中にある楽しみ。貧しい中にも楽しみがあることにもいう。

「曲肱」は、ひじを曲げて枕にして寝ること。貧しい生活のたとえ。
【出典】
論語ろんごく

【語源・由来】
人の乗っていない舟が流れてきて自分の舟に衝突しても、誰も怒る人はいないという意から。

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「曲肱の楽しみ」の使い方

健太
貧富の格差が広がって、お金持ちはますますお金持ちに、貧乏人はますます貧乏になっていくよ。
ともこ
曲肱の楽しみっていうわよ。貧しい人は貧しいなりに楽しめるものよ。
健太
情報化社会でお金持ちの優雅さが可視化されてしまっているから、それは無理だよ。
ともこ
お金持ちと貧乏人が完全に分け隔てられていた時代とは違うわね。

「曲肱の楽しみ」の例文

  1. 質素な暮らしだが、季節の移ろいを感じながら曲肱の楽しみを得る。
  2. 曲肱の楽しみを感じながら、貧しいながらも欲に縛られず自由に生きる。
  3. 蛍雪の功を積み、曲肱の楽しみを知る。
  4. 会社が倒産し貧乏になったが、曲肱の楽しみを探しできるだけ楽しく生きる。
  5. 先生のおかげで貧しいことを恥と思わず、曲肱の楽しみを味わいながら学ぶことができた。

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