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【父母在せば遠く遊ばず】の意味と使い方や例文(出典)

「父母在せば遠く遊ばず」の意味(出典)

意味

【ことわざ】
父母在せば遠く遊ばず

【読み方】
ふぼいませばとおくあそばず

【意味】
無理を押し通すこと。苦労するだけで効果がないこと。

ことわざ博士
「父母在せば遠く遊ばず」という言葉は、親が生きている間は、子どもが遠くへ旅行することを避けるべきだという教えを表しているんだ。

これは、親が常に子どものことを心配しているから、子どもが長期間家を離れることは親にとって大きな心配の原因になるという考え方に基づいているよ。

助手ねこ
へえ、それでいうと、親がいるうちは遠出を控えて、家族と一緒にいる時間を大事にするってことやな!これは、親思いの行動を示すことで、親に安心感を与えるという孝行を教えてるんや。

親がいるうちには、そんなに遠くに行ってしょっちゅう心配かけるようなことはせんと、近くにいて家族のために尽くすことがええってことやね。親の気持ちを考えるのも大事な孝行の一つや。

【出典】
論語ろんご

孔子が子の親に孝養を尽くす心構えを述べたことば。
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「父母在せば遠く遊ばず」の解説

カンタン!解説
解説

「父母在せば遠く遊ばず」ということわざは、親が生きている間は、子供が遠くへ行って旅行することを避けるべきだという意味があるんだ。これは、孝行を尽くすという考え方から来ているよ。

この言葉の背景には、親が心配するから、子供は親のそばにいて、親の面倒を見るべきだという考えがあるんだ。親がまだ元気で生きているうちは、長い間家を空けたり、遠くへ行ったりするのは、親のことを十分に考えていないとされていたんだよ。

つまり、このことわざは、親を大切に思う気持ちを表すために、遠出を控えることが孝行であると教えてくれているんだね。親の安心と健康を最優先にすることが、このことわざの教えている大切な点だよ。

「父母在せば遠く遊ばず」の使い方

健太
最近、友達が海外旅行に行ったんだけど、すごく楽しそうで羨ましいな。
ともこ
でも覚えてる?父母在せば遠く遊ばずって言葉。親が元気なうちは、遠くに行くのは控えた方がいいんだよ。
健太
家を空けるとなると心配させるよね。
ともこ
うん、親孝行は親が生きている間にしかできないからね。近くで楽しむ方法もたくさんあるし、親と一緒に時間を過ごすのも大切だよね。
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「父母在せば遠く遊ばず」の例文

例文
  1. 父が体調を崩しているので、私は父母在せば遠く遊ばずの心境で、今回の友人との海外旅行は辞退することにした。
  2. 彼は父母在せば遠く遊ばずを大切にしているため、家族の元を離れることなく、地元の企業に就職した。
  3. 父母在せば遠く遊ばずという教えを守る彼女は、大学も地元の大学を選んだ。
  4. 私の祖父は常に父母在せば遠く遊ばずの精神を持っており、若い頃には海外への留学を諦め、家業を継いだ。
  5. 両親が高齢になったため、私も父母在せば遠く遊ばずの考えに従い、家の近くで仕事を探すことに決めた。

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