「耆婆、扁鵲でもいかぬ」の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【ことわざ】
耆婆、扁鵲でもいかぬ
【読み方】
ぎば、へんじゃくでもいかぬ
【意味】
不治の病のこと。どうにもできないほど事態が深刻であること。
「耆婆」は、古代インドの名医。「扁鵲」は、古代中国の名医。
「耆婆、扁鵲でもいかぬ」という言い回しは、非常に困難な状況や不治の病を表すたとえなんだ。
なるほどね。これはつまり、「どんなすごい名医が来ても、これは治せへんわ」というくらい、もう手の打ちようがないことを言うんやな。
どんなに努力しても、解決しきれへん難題や困った状況を指してるわけやね。
【スポンサーリンク】
「耆婆、扁鵲でもいかぬ」の解説
カンタン!解説
「耆婆、扁鵲でもいかぬ」という言葉は、とても難しい問題やどうしようもない状況を表すときに使われる言い回しだよ。
「耆婆」というのは古代インドのすごく有名なお医者さんで、そして「扁鵲」は古代中国のすごく上手なお医者さんだったんだ。この二人を一緒にして「耆婆、扁鵲でもいかぬ」と言うときは、これだけすごい医者二人がいても治せないくらいの重症、つまり、どうしようもない状態や問題を意味するんだよ。
例えば、すごく難しい問題や状況が起きたときに、どんなに試しても解決できないと感じたら、この言葉を使って「これは耆婆、扁鵲でもいかぬ状態だね」と言ったりするんだ。これは、どんなに頑張っても解決が難しい、ということを強調している言葉なんだよ。
「耆婆、扁鵲でもいかぬ」の使い方
健康診断で病気が見つかったんだ。
早期発見できたの?
耆婆、扁鵲でもいかぬって言われたんだ。
…それは大変。一応、セカンドオピニオンを求めてみたらどうかしら。
【スポンサーリンク】
「耆婆、扁鵲でもいかぬ」の例文
- あの感染症に感染したら、耆婆、扁鵲でもいかぬ。
- 結核は、昔は耆婆、扁鵲でもいかぬ病だった。
- 開腹してみたが、耆婆、扁鵲でもいかぬ状態で病巣をとらずに閉じた。
- 狂犬病は耆婆、扁鵲でもいかぬから、犬にかまれないよう注意した方がいい。
- 大腸がんは早期発見が難しく、気付いた時には耆婆、扁鵲でもいかぬことが多い。