「狂夫の楽しみは智者の哀しみ」の意味(語源由来・出典)
【ことわざ】
狂夫の楽しみは智者の哀しみ
【読み方】
きょうふのたのしみはちしゃのかなしみ
【意味】
立場の違いや知識の差で、同じ事柄でもそれに対する見方や考え方は違うということ。
「狂夫の楽しみは智者の哀しみ」ということわざは、人の立場や考え方によって、同じ事柄に対する感じ方が大きく異なる、ということを示しているんだよ。
ああ、なるほどな。つまり、「何かを楽しんでる人がいる一方で、それを知的に見た人は悲しむこともある」ってことやな。
同じ出来事でも、人それぞれ感じることや考え方がちゃうってことやね。人の気持ちは千差万別やな。
【語源・由来】
狂人の楽しみは智者には悲しいものだという意から。
【出典】
「戦国策」
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「狂夫の楽しみは智者の哀しみ」の解説
カンタン!解説
「狂夫の楽しみは智者の哀しみ」という言葉、これはね、同じ出来事や物事をみんなが同じように感じるわけじゃないってことを教えてくれる言葉なんだよ。
例えばさ、公園で変なダンスをしてる人を見たとき、ある人は「あれ、すごく面白い!楽しそうだね!」って感じるけど、他の人は「なんでそんなことしてるのかな?ちょっと変だな…」って感じることがあるよね。
これは、その人たちの考え方や経験、知識によって、同じ事を見ても感じることが違うからなんだ。特に、とっても賢い人や経験が豊富な人は、普通の人が楽しんでることをちょっと違った目で見ることがあるんだよ。だから、この言葉は「みんなが同じことを楽しむわけじゃないし、感じることも違うよ」と言ってるんだ。人それぞれの感じ方や考え方を大切にするってことを思い出させてくれる言葉だよ。
「狂夫の楽しみは智者の哀しみ」の使い方
テレビゲームって楽しいよね。
私には理解できないわ。読書の方が楽しいと思うの。
僕には理解できないな。
狂夫の楽しみは智者の哀しみというからね。考え方に相違があってもしょうがないわ。
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「狂夫の楽しみは智者の哀しみ」の例文
- 狂夫の楽しみは智者の哀しみのように立場によって見方は異なるから、政治家と一般国民の考え方は相容れない。
- お金持ちからすれば良い制度でも庶民を苦しめる制度であることがあり、狂夫の楽しみは智者の哀しみだ。
- 十人十色、千差万別なので、狂夫の楽しみは智者の哀しみだ。決して同じではない。
- 狂夫の楽しみは智者の哀しみというように、同じ事でも立場によって捉え方は異なるものなのに、SNSでは自分が絶対正義と思い込んだ人の投稿が多い。
- 相手の立場に立って考えようと学校で教えられるが、狂夫の楽しみは智者の哀しみなので、相手の考え方に添うのは難しい。