「吉凶は人によりて日によらず」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
吉凶は人によりて日によらず
【読み方】
きっきょうはひとによりてひによらず
【意味】
縁起や運の善し悪しは、人の行動に起因し暦によるものではないということ。
要は、運や成功を手に入れたいなら、自分から動くしかないってわけや!
【語源・由来】
兼好法師が陰陽五行説が誤って広まっているのに対し「徒然草」の中で批判を加えたもの。
【類義語】
・鬼門金神我より祟る
「吉凶は人によりて日によらず」の解説
「吉凶は人によりて日によらず」っていう言葉は、運の良し悪しや、成功するかしないかは、人がどんな行動をとるかによるもので、ただの日やタイミングだけでは決まらないということを言ってるんだよ。
要するに、成功するか失敗するかは、自分の努力や行動、選択によるところが大きいってこと。たとえば、テストがある日に、前日までちゃんと勉強をしていれば、いい点が取れるかもしれない。でも、勉強しなかったからといって、その日が「悪い日」だったから悪い点を取ったとは言えないよね。その結果は、自分の行動によるものだから。
この言葉は、自分の運命や結果は、自分の行動や努力によって大きく影響されると教えてくれているんだ。だから、何かを成し遂げたいと思ったら、ただ運を天に任せるのではなく、自分の行動や努力を見直すことが大切ってことだね。
「吉凶は人によりて日によらず」の使い方
「吉凶は人によりて日によらず」の例文
- 大安に結婚式をしても意味がない。吉凶は人によりて日によらずという。だからといって仏滅に結婚式をする気にもなれない。
- 幸不幸はその人の行動如何により、吉凶は人によりて日によらずだ。
- 丙午に生まれると縁起が悪いと思われているが、吉凶は人によりて日によらずです。
- 吉凶は人によりて日によらずだから、験担ぎより善行を積んだ方がいい。
- その人の生き方次第で運は決まるもので、吉凶は人によりて日によらずといわれる。