【ことわざ】
吉凶は人によりて日によらず
【読み方】
きっきょうはひとによりてひによらず
【意味】
縁起や運の善し悪しは、人の行動に起因し暦によるものではないということ。
【語源・由来】
兼好法師が陰陽五行説が誤って広まっているのに対し「徒然草」の中で批判を加えたもの。
【類義語】
・鬼門金神我より祟る
【スポンサーリンク】
「吉凶は人によりて日によらず」の使い方
今日は一粒万倍日なんだって。
吉凶は人によりて日によらずよ。日頃の行いが良くない健太くんが今日何をしても、因果応報で良いことがあるとは思えないわ。
結局日頃の行いなの?
そうよ。神様は見ているのよ。
「吉凶は人によりて日によらず」の例文
- 大安に結婚式をしても意味がない。吉凶は人によりて日によらずという。だからといって仏滅に結婚式をする気にもなれない。
- 幸不幸はその人の行動如何により、吉凶は人によりて日によらずだ。
- 丙午に生まれると縁起が悪いと思われているが、吉凶は人によりて日によらずです。
- 吉凶は人によりて日によらずだから、験担ぎより善行を積んだ方がいい。
- その人の生き方次第で運は決まるもので、吉凶は人によりて日によらずといわれる。