【ことわざ】
名人は人を謗らず
【読み方】
めいじんはひとをそしらず
【意味】
名人ともなると、人の欠点や弱点をけなすようなことはしないということ。
【語源・由来】
名人は人をうらやんだり、ねたんだりする必要がないことから。
【類義語】
・名人人を謗らず(めいじんひとをそしらず)
・名人は人を叱らず(めいじんはひとをしからず)
【英語訳】
A master never finds fault with others.
Because, he is since the celebrity’s region is arrived at.
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「名人は人を謗らず」の使い方
彼はプラモデルを作るのがすごくうまいんだ。
それで、毎日彼のところへ通っていたのね。
ぼくは作るのが下手なのに、彼はいつでもやさしく丁寧に教えてくれるんだ。
名人は人を謗らずというものね。とても素敵な友人ね。
「名人は人を謗らず」の例文
- 名人は人を謗らずというけれど、彼は他人のことを悪く言わない。
- 若くして優秀な成績を収めたことで、人から妬まれることも多いようだけど、彼はいつも穏やかで、名人は人を謗らずということなのだろう。
- 名人は人を謗らずというように、彼女が文句を言うところなんて、誰も見たことがない。
- 彼は自分では名人だといっているけれど、他人の批判ばかりしているじゃないか。名人は人を謗らずだよ。
- 父はゴルフがうまい友人のことを、名人は人を謗らずだと、いつも感心している。
まとめ
名人は人を謗らずというように、本当に優れている人は、人を妬んだり羨んだりする必要がないのですね。
しかし、妬んだり羨んだりしないということは、なかなかむずかしいことではないでしょうか。
むずかしいことかもしれませんが、心を穏やかにして過ごせる努力をしたいものですね。