【ことわざ】
昔は今の鏡
【読み方】
むかしはいまのかがみ
【意味】
現在おこっていることは、昔にもあったことで手本になるので、参考にすれば役立つということ。
温故知新の読み下し文は「ふるきをたずねて、あたらしきをしる。」で、昔のことをよく学び、そこから新しい知識や道理を得ること。また、過去の事柄を研究して、現在の事態に対処することを意味しています。
【類義語】
・温故知新(おんこちしん)
・故きを温ねて新しきを知る(ふるきをたずねてあたらしきをしる)
【対義語】
昔は昔、今は今
【英語訳】
Today is yesterday’s pupil.
「歴史は繰り返す(History repeats itself.)」という有名なことばがあります。さだかではありませんが、古代ローマ紀元1世紀頃のクラウディウス帝時代の歴史家クルティウス・ルフスの言葉だと言われています。
【スポンサーリンク】
「昔は今の鏡」の使い方
東京の昔、江戸時代の生活はエコ生活だったらしいよ。
難しいこと知ってるのね。
この前テレビで見たんだ。
昔は今の鏡といって、同じ生活はできないけど、無駄をなくして資源を大切にすることはできるはね。
「昔は今の鏡」の例文
- 今の会社の状況は、昭和のオイルショックの時代と同じである。今こそ、昔は今の鏡として当時の資料を検証(けんしょう)しよう。
- 昔は今の鏡と分かっていても、愚かなことに人間はすぐ忘れてしまう。
- そんな時代もあったが、昔は今の鏡、少ないながら、今でも同じようなことが行われている。
- 問題を抱えていても、昔は今の鏡と言う。きっと解決策が見つかるはずだ。
まとめ
地球温暖化の影響でしょうか。一時間に100ミリ以上の雨が降ることが増えてきました。ゲリラ豪雨とも呼ばれ、特に都市部では排水が間に合わず、急激な内水氾濫が発生することもあります。昔は今の鏡です。現象としては過去にないものですが、基本的に日本は地震や台風などの被害を受ける地域にあることを忘れないことが大切です。