【慣用句】
胸が痛む
【読み方】
むねがいたむ
【意味】
申し訳なく思うこと。良心が痛むこと。不安に思うこと。
とても心配して、苦しい思いをすること。
【類義語】
・胸が締め付けられる
・心を痛める
・胸を痛める
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「胸が痛む」の使い方
この前、家の近くに猫が捨てられてあったのよ。びっくりしちゃって慌てて拾ったのよ。
へぇ、それは驚いただろうね。それで、ともこちゃんが飼うことにしたんだ?
ううん、お母さんに大反対されて飼えないのよ。せっかく拾ったのに助けてあげられないことに、胸が痛むわ。
そうだったんだ。でも仕方がないことだよ。きっといい人が拾ってくれるさ。なんなら僕の友達の中で飼える人がいないか探してみるよ。
「胸が痛むの例文」
- 申し訳無さのあまり、胸が痛かった。
- あの日のことを考えると胸が痛い。
- テレビのニュースで災害にあった人たちがうつると、胸が痛む。
- 胸が痛くなるような思い出話をきかされたよ。
- あまりにもひどい事件で、胸が痛くなったよ。
- 見ていると胸が痛いもんなので、手を貸してあげたんだ。
- 悪いことをしたようで胸が痛むよ。
【注意!】間違った例文
❌「憧れの人と握手ができて、嬉しくて胸が痛んだ。」
この使い方は間違い。「胸が痛む」は、悲しい時やつらいときに使う言葉。この場合は「胸がいっぱいになる」などという。