【慣用句】
泣く子も黙る
【読み方】
なくこもだまる
【意味】
泣いている子どもが泣きやんで静になるほど、恐ろしかったり力があったりすること。
【スポンサーリンク】
「泣く子も黙る」の使い方
健太くん。泣く子も黙る体育の鬼塚先生に呼び出されていたわね。何かしでかしたの?
いやあ。何もやっていないよ。手伝いを頼まれただけさ。
へえ。泣く子も黙る先生と仲がいいの?
そうなんだ。出来が悪い生徒ほどかわいいらしくてね。僕は、あの先生には割と優しくしてもらっているよ。
「泣く子も黙る」の例文
- 次の理科は、一度赤点をとったら最後、泣く子も黙る悪夢の追試験が待っているという噂の恐怖の科目だ。
- 熊倉さんは、髭だらけで何処か熊に似ているので、近所では、泣く子も黙る熊さんと言われているのだが、今日は、不安気に強張っている。
- 警察署に入ると、泣く子も黙るような鋭い目つきの警官がたくさんいて、悪いことをしたわけではないのに、異常に緊張してしまった。
- 沖田総司といえば何と言ってもこの辺りでは、泣く子も黙る剣客であったので、ぜひ稽古をつけてもらいたかった。
- 空手教室のコーチは、泣く子も黙る鬼コーチといわれている。
- 今度の配属先には、泣く子も黙る鬼の部長がいるのだが、僕は大丈夫なのだろうか。