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【難行苦行こけの行】の意味と使い方や例文

「難行苦行こけの行」の意味

意味

【ことわざ】
難行苦行こけの行

【読み方】
なんぎょうくぎょうこけのぎょう

【意味】
苦難に耐えて修行するのはばかばかしいということ。

「こけ」は、愚か者。
ことわざ博士
「難行苦行こけの行」はね、苦難に耐えながら修行することを馬鹿げているとあざける言葉だよ。
助手ねこ
なるほど、つまり「苦しい修行なんて、とんでもない!バカバカしい!」って言ってるわけやな。

なんでそんなつらいことせなあかんねんって、ちょっと笑っちゃうような感じやな。ほんまに効果あるんかいなって、ちょっと疑っちゃう言葉やなこれは。

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「難行苦行こけの行」の解説

カンタン!解説
解説

「難行苦行こけの行」っていう言葉はね、大変な修行や苦労をしていることが実は全く役に立たない、無駄なことをやっているって揶揄(やゆ)している言葉なんだよ。

「難行苦行」っていうのは、本当に大変で苦しい修行や努力のことを指しているんだけど、この言葉の後についている「こけの行」っていうのがポイントで、これは「効果のないこと」や「役に立たない行動」っていう意味なんだ。

たとえばね、誰かが毎日何時間も何時間も勉強しているけれど、全然成績が上がらないとか、仕事でいつも忙しくしているけど、実際にはあまり成果が出ていないみたいな場合に使うことができる言葉なんだよ。

だから、「難行苦行こけの行」っていうのは、「大変な努力をしているけれど、それが全く役に立っていない、無駄なことをやっている」って意味で使うんだね。

「難行苦行こけの行」の使い方

ともこ
健太くんは楽し過ぎよ。
健太
難行苦行こけの行っていうからね。人生楽できるならば、楽した方が良いんだよ。
ともこ
若いころの苦労は買ってでもしろっていうわよ。
健太
お金が余るほどあるから、退屈になったら苦労を買ってみようかな。
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「難行苦行こけの行」の例文

例文
  1. 健太くんは滝行をするらしいが、難行苦行こけの行だ。時間の無駄だろう。
  2. 苦行の末に悟りを得るらしいが、悟る時は悟るし、悟らない時はどうあがいても悟らない。難行苦行こけの行というように、わざわざ苦行を求めるのはばかばかしい。
  3. 断食なんて難行苦行こけの行だよ。人間食べないと生きていけないんだから、食べ物に感謝してありがたくいただけばいいんだ。
  4. わざわざ裸足で火の上を歩くなんて正気の沙汰じゃないし、難行苦行こけの行というやつだ。
  5. この令和の時代に山奥に籠って修行だなんて、難行苦行こけの行でちゃんちゃらおかしいや。