【慣用句】
成れの果て
【読み方】
なれのはて
【意味】
おちぶれはてた姿。(悪い方へ)なり果てたところという意味。
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「成れの果て」の使い方
健太くん。ほら、このニュースを見てみてよ。
なになに?強盗犯が捕まったニュースじゃないか。よかったねえ。
注目すべきはそこじゃないのよ。この人は、勉強が嫌いで学校に行くことをやめて、寝てばかりいたんだけど、生きる意味が分からなくなって犯罪に走ったそうよ。勉強をさぼった成れの果てがこの人ってわけ。健太くんもこうなるわよ。
・・・これは大変だ。勉強を頑張ろうっと。
「成れの果て」の例文
- とても閑散としているけれども、これがかつてはニュータウンとしてもてはやされた街の成れの果てか。
- よく見てください、利益追求に走って、消費者の目線に立つことを忘れた企業の成れの果てですよ。
- 同僚や仲間を蹴落としてまで出世を目指した男の成れの果てです。
- この海に現れるという人魚は、水難事故で亡くなった人間の成れの果てだそうで、舟に乗った人を美しい歌声で海の中に誘い込むといわれています。
- この男性が、一世を風靡した俳優の成れの果てだとは、他の人に教えられるまで全く気が付かなかった。