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【涙を飲む】の意味と使い方や例文(慣用句)

涙を飲む

「涙を飲む」の意味とは?

意味

【慣用句】
涙を飲む

【読み方】
なみだをのむ

【意味】
泣きたいほどの残念な気持ちをこらえる。

ことわざ博士
「涙を飲む」ということわざは、どんなに悔しいことや辛いこと、あるいは納得がいかないことがあっても、強く我慢することを指しているんだ。
助手ねこ
つまり、ホンマに辛いけど、グッと耐えて泣かずに我慢するっていうことか。どんなにつらい状況でも、ぐっと堪えて立ち向かう強さを表してるんやな。ハードルが高くても、ガマンして乗り越える力が必要ってことやな。
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「涙を飲む」の語源由来

由来を簡単に説明!
解説

「涙を飲む」という表現は、「辛いことや悲しいことがあっても、我慢して涙を見せずに頑張る」ことを言うよ。でも、「涙を飲む」って言葉の中には、実際に涙が口に入って飲んでいるわけじゃないよね。この「飲む」っていうのは、ちょっと特殊な意味を持っているんだ。

ことわざや慣用句に出てくる「飲む」は、本当に飲むという意味だけじゃなくて、「こらえて見せない」という意味を持っていることがあるんだよ。例えば、「恨みを飲む」っていう言葉もあるだ。これは「恨みを本当に口に入れて飲んでいる」わけじゃなくて、「恨みを心の中にしまい込んで、表には出さない」という意味があるんだ。

だから、「涙を飲む」も同じで、「涙をこらえて見せない」という意味になるんだよ。涙が出そうなほど辛いことや悲しいことがあっても、それを見せずに自分だけが知っていて、他の人には見せない強さを持つことを表しているんだね。それはちょっとした勇気の表現とも言えるよね。

「涙を飲む」の使い方

ともこ
健太くん、昨日のサッカーの試合はどうだったの。
健太
あの強豪校に、初めて勝ったよ。ようやく決勝まできたので、何としても優勝したいな。
ともこ
昨年は、3回戦くらいで負け、涙を飲んだものね。優勝すれば、学校としては初めてなの。
健太
そうなんだ。今年はメンバーもそろっているし、みんな自信を持っているよ。

「涙を飲む」の例文

例文
  1. 彼が級長に立候補するのなら、僕より適任だし、涙を飲んで引き下がるよ。
  2. 甲子園までもう少しだったのに、僕がチャンスに打てなかったため、準決勝で涙を飲んだのは、今でも悔しくて仕方がない。
  3. せっかく1点リードしていながら、9回裏で逆転されて無念の涙を飲んだ
  4. 富士山の頂上まであと一歩という所で、天候が急変したため、涙を飲んで登頂をあきらめたが、卒業前に、もう一度登るつもりだ。
  5. 学費が続かないため、大学院への進学は、涙を飲んであきらめました。