「退けば他人」の意味(類義語)
【ことわざ】
退けば他人
【読み方】
のけばたにん
【意味】
夫婦はもともと他人だから、どんなに仲が良くても離婚したら赤の他人に戻るということ。
ほんなら、結婚してる時は家族やけど、離婚したらまた最初の他人に戻るってことやな。
結婚する前は知らん人やったのに、一緒になって家族になり、離れたらまた知らん人になるんやね。人間関係って不思議やなぁ。
【類義語】
・他人の別れ棒の端
・合せ物は離れ物
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「退けば他人」の解説
カンタン!解説
「退けば他人」ということわざは、夫婦関係についての特別な考え方を表しているんだよ。これは、「夫婦はもともと別々の人だったけれど、結婚して一緒になった。でも、もし離婚してしまったら、また赤の他人に戻ってしまい、お互いに何の義理や関係もなくなる」という意味なんだ。
例えば、お父さんとお母さんがいる家庭があったとして、もし彼らが離婚してしまったら、それまでの夫婦の関係は終わり、またもともとの他人の関係に戻ってしまうんだ。離婚すると、それまでの結婚生活で築いたつながりや義理はなくなってしまうことを意味しているんだね。
このことわざは、夫婦関係の一時的な結びつきと、その結びつきが解けた時の他人への回帰を示しているんだ。だから、「退けば他人」とは、夫婦が離婚すると元の他人の関係に戻るという考えを伝える言葉なんだよ。
「退けば他人」の使い方
僕が父さんの持ち物を間違って捨てても怒らないのに、母さんが捨てると父さんは大激怒するんだ。
退けば他人だからね。
僕と父さんは、血のつながりがあるもんね。
夫婦はお互いを尊重する気持ちがなくなったら、紙切れ一枚でつながっている関係でしかないのよ。
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「退けば他人」の例文
- 離婚した夫が野垂れ死にしようがしったこっちゃない。退けば他人だからね。
- 元妻の連絡先?知らないよ。退けば他人だから連絡なんてしない。
- 退けば他人というが、子供がいないと二人を繋ぐ鎹もなくなり距離ができる。
- 離婚したら退けば他人というように、もう会うこともなくなる。きっと清々するだろう。
- 離婚したら、結婚期間より仲が良くなったという二人は珍しく、たいてい退けば他人になる。
つまり、夫婦も元々は他人だったから、離れてしまえばもう何の関係もないんだね。