「抜き足すれば道付く」の意味(語源由来)
【ことわざ】
抜き足すれば道付く
【読み方】
ぬきあしすればみちつく
【意味】
隠そうとすると、余計に人にみつかることになる。
「抜き足すれば道付く」という言葉は、人目を避けて行動しようとすると、逆にその行動が目立ってしまうという意味を持っているんだよ。
そうかいな。つまり、「こっそりと何かをしようとすると、かえって目立ってまう」ってことやな。人目を避けようとして抜き足で歩くような行動が、かえって人の注意を引くっていうわけや。
このことわざは、隠れて行動しようとすると、逆にそれが目立つっていう皮肉を教えてくれてるんやな。
【語源由来】
つま先立ちで歩けば、かえってそれとわかる足跡がつくという意から。
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「抜き足すれば道付く」の解説
カンタン!解説
「抜き足すれば道付く」ということわざは、人に知られないように静かに振る舞おうとすると、かえって注目を引いてしまうという意味を持っているんだよ。
この言葉は、文字通りには「音を立てないように抜き足差し足で歩くと、かえってその跡がついてしまう」という意味から来ているんだ。つまり、何かを隠そうとして慎重に行動すると、その慎重すぎる行動がかえって人の注意を引いてしまうことを表しているんだね。
たとえば、誰かが何かをこっそりとしようとして、周りに気付かれないように振る舞うと、その過剰な注意がかえって他人の疑いを招いたり、興味を引いたりすることがある。このように、隠そうとすることが逆に目立ってしまうことを「抜き足すれば道付く」ということわざで表現しているんだ。
このことわざは、過度に隠そうとすると、かえってそのことが人の注目を集めてしまうという皮肉な状況を教えてくれる言葉なんだね。
「抜き足すれば道付く」の使い方
ああ。ともこちゃん。居たんだ。
何か隠した?
な、何も隠してないよ。
抜き足すれば道付くものよ。絶対何か隠しているわ。
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「抜き足すれば道付く」の例文
- 抜き足すれば道付くからと、人目につくところにお宝を置いてある。
- 隠れようとすると抜き足すれば道付くように、警察の目に留まるが、堂々としていれば捕まらない。
- 万引きしそうな人は、抜き足すれば道付くみたいに挙動不審ですぐに分かる。
- 隠そうとするから、抜き足すれば道付き不倫がばれる。だから僕は隠さず不倫する。
- 悪いことをすると隠蔽したくなるが、抜き足すれば道付くものだからすぐに露顕する。