「お茶を挽く」の意味(語源由来)
【ことわざ】
お茶を挽く
【読み方】
おちゃをひく
【意味】
遊女に客が付かず商売が暇であること。
「お茶を挽く」という表現は、芸者や遊女が客がいなくて手持ち無沙汰になっている状況を描いているんだ。
あー、なるほどな。
それはつまり、お客さんが来へんで暇なときに、芸者や遊女がお茶を挽くってわけやな。暇つぶしに何かやるって感じやな。そんなときに「お茶を挽く」って言うんやな。
【語源・由来】
客の付かない暇な遊女が、客に出すお茶の葉を茶臼でひく仕事をさせられたことから出たことばという。
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「お茶を挽く」の解説
カンタン!解説
「お茶を挽く」っていう表現は、特に芸者や遊女が客がいなくて暇でいるときを指すんだよ。
昔、遊女の仕事っていうのは客をもてなすことが主だったけど、時々客がいなくて何もすることがないときがあったんだ。そのような暇なとき、彼女たちはお茶を挽く仕事をすることがあったんだよ。お茶を挽くっていうのは、茶臼という道具を使って、葉茶を粉にすることなんだ。
だから、もし芸者や遊女が「お茶を挽いている」というと、それは「客がいなくて暇でいる」という意味になるんだよ。つまり、普段はお客さんに接するのが主な仕事の人が、お客さんがいなくて何もすることがない状態を「お茶を挽く」って言うんだね。
「お茶を挽く」の使い方
健太くん。閑古鳥が鳴いているわね。
感染症蔓延でお茶を挽く毎日だよ。
商売あがったりね。
売上がなくて請求書を見るのが怖いよ。
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「お茶を挽く」の例文
- お客さんが来なくてお茶を挽く状態なので、宣伝をしないとだめだろうか。
- 客の迷惑行為のせいで、来店を敬遠する客が増えお茶を挽く。
- 天候が悪いとお茶を挽くことが多い。
- お茶を挽くような来客数ではなかったが、光熱費の高騰で赤字になった。
- 台風の日はお茶を挽く客足だろうから臨時休業とする。