「置かぬ棚を探す」の意味(語源由来)
【ことわざ】
置かぬ棚を探す
「置かぬ棚をまぶる」ともいう。
【読み方】おかぬたなをさがす
【意味】
あるはずがないものを探すこと。
「置かぬ棚を探す」このことわざは、体裁を保とうとして、実は存在しないものを探す、という意味があるんだよ。
なるほどな。それって、「見栄を張って、実際には無いものを探しまわる」ってことやな。
まるで、置いてないのに棚をゴソゴソと探すようなもんやな。見栄っ張りな行動や、形だけのことをやることのバカバカしさを教えてくれるわけやな。
【語源・由来】
置いていない棚を探す意から。
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「置かぬ棚を探す」の解説
カンタン!解説
「置かぬ棚を探す」っていうことわざは、形だけを整えるために、実は存在しないものを探すっていう意味だよ。
例えばね、友達が遊びに来たときに、「お菓子あげるね!」って言って、でも実は家にお菓子が全然ないのに、わざとお菓子があるかのように棚を探す行動をとることを指すんだ。それは見栄を張るため、または自分が恥をかかないようにするための行動だよね。
だから、「置かぬ棚を探す」っていうことわざは、「実はないものをあるかのように見せる」、「形だけを整える」っていう行動を指しているんだよ。形だけ整えることの無意味さや、本当のことを隠すことの問題を教えてくれるんだね。
「置かぬ棚を探す」の使い方
ないなあ。
置かぬ棚を探してもない物はないわよ。
ここに置かなかったっけ?
大掃除した時に捨てたじゃないの。この世にもうないわ。
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「置かぬ棚を探す」の例文
- 探しても無いのは当然だ。置かぬ棚を探すなんだから。探している眼鏡は探している本人がかけている。
- 八百屋で精肉を探しても置かぬ棚を探すだ。
- 観光コーナーに女性誌は無いよ。置かぬ棚を探すだ。
- 置かぬ棚を探すでは時間の無駄だ。見当をつけてピンポイントで探した方が良い。
- 徳川の埋蔵金は私の祖父がもう掘り出した。まだ探している者がいるようだが置かぬ棚を探すだ。