「思い内にあれば色外に現る」の意味(出典・類義語)
【ことわざ】
思い内にあれば色外に現る
【読み方】
おもいうちにあればいろそとにあらわる
【意味】
心に何か思う事があると、自然に表情や動作に現れる。「色」は顔色や表情のこと。
なるほどな、これは深いなぁ。人は言葉や顔色で、本当に何を思ってるかがバレてまうことがあるんやな。
心の中でどう思ってるかって、そう簡単に隠せへんもんやね。人と話す時は、相手の表情をよく見とくと、本当の気持ちがわかるかもしれへんなぁ。
【出典】
『大学』
【類義語】
・心内にあれば色外に現る
・隠すより現る
・隠れたるより見るるは莫し
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「思い内にあれば色外に現る」の解説
カンタン!解説
「思い内にあれば色外に現る」っていう言葉は、ちょっと難しそうだけど、実はすごく身近なことを言っているんだよ。
この言葉の意味はね、心の中で思っていること、感じていることは、言わなくても自然に顔に出たり、言葉の様子に出たりするんだよ、っていうことなんだ。
例えば、お友達の誕生日にサプライズでプレゼントを用意して、すごく楽しみにしている時、そのワクワクした気持ちが顔に出て、ニコニコしてしまうことがあるよね。また、テストで悪い点を取ってしまった時、がっかりしている気持ちが顔に出て、悲しそうに見えることもあるんだ。
この言葉は、そういう風に、心の中で感じていることが、自然と外に現れることを教えているんだよ。だから、自分の気持ちを隠すのは難しいこともあるんだね。でも、それが人間らしいところでもあるよ!
「思い内にあれば色外に現る」の使い方
思い内にあれば色外に現るというけれども、健太くんは、すぐに顔に出るから嘘は付けないわよね。
まあ、僕は正直者だからね。しょうがないさ。あははは。
じゃあ、私のノートにジュースをこぼして逃げたのは誰でしょうか?健太くんですよね。
あー、いやっ。えー。思い内にあれば色外に現るなので、嘘は付けないです。ごめんなさい、僕がやりました。
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「思い内にあれば色外に現る」の例文
- 思い内にあれば色外に現るというように、彼の顔色で心の中が手に取るようにわかる。
- 思い内にあれば色外に現るというように、僕が、彼を嫌いなことが、態度に出てしまったらしい。
- 思い内にあれば色外に現るというように、彼は自分の気持ちが態度に現れて、心中を隠せない人だ。
- 思い内にあれば色外に現るというように、よく観察すれば、人の気持ちはわかるものだ。
- 思い内にあれば色外に現るというように、嘘をついている人は直ぐ見抜くことができる。
隠そうとしても、真の感情はしばしば外見に表れるものなんだ。