【ことわざ】
お前百までわしゃ九十九まで
【読み方】
おまえひゃくまでわしゃくじゅうくまで
【意味】
夫婦が仲良く、ともに長生きするように願う言葉。
ほかに、二つの解釈があると考えられている。
ひとつは、相手に先立たれてさみしい思いをしたくないから、自分よりも先に死なないで欲しいと願いを込めたということ。
もうひとつは、昔は年上の女房を嫁にもらうことがよいとされていたので、夫婦が一緒に最期を迎えることができるということ。
ひとつは、相手に先立たれてさみしい思いをしたくないから、自分よりも先に死なないで欲しいと願いを込めたということ。
もうひとつは、昔は年上の女房を嫁にもらうことがよいとされていたので、夫婦が一緒に最期を迎えることができるということ。
【語源・由来】
「お前」とは夫のこと、「わしゃ」とは妻のこと。
このあとに、「共に白髪の生えるまで」と続く。
【類義語】
・鴛鴦の契り(えんおうのちぎり)
・比翼連理(ひよくれんり)
・連理の枝(れんりのえだ)
・天にあらば比翼の鳥、地にあらば連理の枝(てんにあらばひよくのとり、ちにあらばれんりのえだ)
・偕老同穴(かいろうどうけつ)
・琴瑟相和す(きんしつあいわす)
【英語訳】
Both husband and wife will live long.
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「お前百までわしゃ九十九まで」の使い方

ともこちゃんの、おじいちゃんとおばあちゃんは、とても仲が良いよね。

毎日二人で散歩を欠かさないのよ。

仲良く長生きして欲しいね。

そうね。おじいちゃんはいつも、お前百までわしゃ九十九までと言っているわ。
「お前百までわしゃ九十九まで」の例文
- お隣のご夫婦はいつも仲が良くて、お前百までわしゃ九十九までという言葉がとても似合う。
- 父と母はとても仲が良い、父はお前百までわしゃ九十九までというようになりたいと話していた。
- まだ結婚したばかりだけれど、妻とはお前百までわしゃ九十九までというようにいつまでも仲良く暮らしたいと思っている。
まとめ
結婚生活というのは、楽しいことばかりではなく、困難や苦労もあるのではないでしょうか。
しかしどんなことも夫婦で協力して乗り越えることで、お互いを思いやることができるのではないでしょうか。
お前百までわしゃ九十九までというように、夫婦いつまでも仲良く長生きして暮らしたいものですね。