「思う事一つ叶えばまた一つ」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
思う事一つ叶えばまた一つ
【読み方】
おもうことひとつかなえばまたひとつ
【意味】
人間の欲望は際限がない。
でも、そうやっていつまでも欲張りすぎると、結局は本当に大事なものに気づかへんこともあるんやな。せやから、たまには自分が本当に何を求めてるのか、しっかりと考えてみるのも大事やね。
【語源・由来】
一つのことが実現されると、また一つかなえたいことが生じ満足することがないことから。
【類義語】
・隴を得て蜀を望む
・千石取れば万石羨む
・一つよければまた二つ
「思う事一つ叶えばまた一つ」の解説
「思う事一つ叶えばまた一つ」っていうことわざは、人の欲望には終わりがないっていうことを教えているんだよ。
つまりね、一つの願いごとがかなうと、すぐに次の願いごとが出てくるようなことを言っているんだ。例えば、おもちゃがほしいって思って、それがもらえたとするね。でもその次は、新しいゲームがほしいとか、もっといい自転車がほしいとか、新しい願いがどんどん出てくることがあるよね。
このことわざは、いつまでも欲しいものがあると、満足することがなくて、どんどん欲張りになってしまうことの危険を教えているんだ。だから、自分が何を本当に必要としているのか、何を大切にすべきなのかをよく考えることが大切なんだよ。
欲望には限りがないから、いつも新しいものを追い求めるばかりじゃなくて、今持っているものに感謝して、その中で楽しむことも重要なんだね。
「思う事一つ叶えばまた一つ」の使い方
「思う事一つ叶えばまた一つ」の例文
- 思う事一つ叶えばまた一つで人間の欲望は限りが無いから、神様は呆れているに違いない。
- 人類は、思う事一つ叶えばまた一つとその限界を知らない欲望のおかげで発展してきた。
- 君の願いをいちいち聞いていたら、思う事一つ叶えばまた一つとどんどん増えてきりがない。
- そこで満足するならいいけど、家を買ったら家具がほしくなるだろうし、家電もこだわりたくなる。思う事一つ叶えばまた一つと終わりが見えないよね。
- ぜいたくを覚えると、思う事一つ叶えばまた一つのように要求がエスカレートする。