「鬼の目にも見残し」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
鬼の目にも見残し
【読み方】
おにのめにもみのこし
【意味】
どれだけ注意していても、落ち度や不注意があること。
「鬼の目にも見残し」ということわざは、どんなに注意深く見ても、時々見落とすことがあるという意味だよ。
つまり、「完全にミスをなくすのは難しい」ってことやな。たとえ鬼のように鋭い目を持ってても、完全に見落としは無くならへんってこと。
人間、完璧にはできへんから、少しのミスは許してあげる心の余裕も大切やな、ってことを教えてくれてるわけや。
【語源・由来】
くまなく目が行き届く鬼の鋭い目でも見落とす意から。
【類義語】
・鷹の目にも見落とし
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「鬼の目にも見残し」の解説
カンタン!解説
「鬼の目にも見残し」っていうことわざは、どんなに注意深く見ていても、時々、何かを見落としたり、ミスしたりすることがあるよ、っていうことを言っているんだよ。
たとえば、テストで完璧だと思って答えを書いたのに、あとから見返してみたら、ひとつだけ間違えていた、なんてことがあるじゃない?それがまさに「鬼の目にも見残し」ってことだよ。
「鬼の目」っていうのは、超注意深く、すごく鋭い目を持つ鬼を指していて、「見残し」は見落とすこと、つまり、何かを見逃したり、ミスしたりすることを言うんだ。だから、「鬼の目にも見残し」っていうのは、どんなに注意深く見ていても、誰しもがミスをすることがあるんだよ、っていうことを教えてくれているんだね。
「鬼の目にも見残し」の使い方
健太くん。このタコ焼きにタコが入っていなかったわよ。
ごめんね。
鬼の目にも見残しというから、ミスは有ってもしょうがないけどタコなしのタコ焼きは単なる焼きよ。これは有りかというと無しよ。
本当にごめんなさい。
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「鬼の目にも見残し」の例文
- 鬼ですら鬼の目にも見残しというから、人間は尚更見落としをする。だから決して過信せずに何度も確認する。
- この世から不注意は無くならない。鬼の目にも見残しという。絶対に原発は安全というが、完璧に保証された安全なんてない。
- 鬼の目にも見残しというからしょうがないが、もう少しミステイクを減らす努力をしてほしい。
- 機械だって間違いがあるし、鬼の目にも見残しというから人間は間違いから逃れられないが、限りなくゼロに近づけることはできる。
- 鬼の目にも見残しって言うくらいだから誰にだって落ち度がある。しかし人間は失敗から学ぶことができる生き物だ。