「穏座の初物」の意味
【ことわざ】
穏座の初物
【読み方】
おんざのはつもの
【意味】
盛りを過ぎた果物や野菜などは、初物と同様珍重される。また、物事の終わりが良いときや晩年になり、知識や芸能などが大成すること。
「穏座」は、朝廷などで正式の宴会がすんだあと、くつろいで行う略式の飲食や奏楽。転じて、盛りを過ぎた物、とくに果物や野菜についていう。
ほうほう、それはつまり、年取っても輝く人がおるってことやな。若いころだけが全てじゃなくて、年を取っても素晴らしいことができる人がいるってことや。
まあ、おっさんやおばさんでも、まだまだやれるってことやな!年取ったって、価値はあるってことを教えてくれてるわけやね。
【スポンサーリンク】
「穏座の初物」の解説
カンタン!解説
「穏座の初物」っていうことわざ、ちょっと難しい言葉があるけど、とっても面白い意味があるんだよ。
昔の人たちは、宴会が終わって、みんながくつろいでいる時に、少し遅れて運ばれてくる果物や野菜を、最初に出たものと同じくらい大切にしたんだって。その時のくつろいだ飲食のことを「穏座」と言うんだよ。
だから、このことわざはね、年を取ってからでも、初めて何かが上手くいくことや、初めての成功があることを表しているんだ。たとえば、おじいちゃんやおばあちゃんが、趣味の絵や音楽で素晴らしい作品を作ったり、新しいことを学んだりすることを指すよ。
つまり、「遅くてもいいから、自分のペースで何か新しいことを始めてみる」という気持ちを応援しているんだね。歳をとっても、まだまだ新しいことに挑戦できるし、成功することがあるっていう、希望に満ちたことわざなんだよ。
「穏座の初物」の使い方
もうすぐりんごの季節が終わるね。
穏座の初物で値段が高くなってきたわね。
名残惜しいなあ。
また来年ね。
【スポンサーリンク】
「穏座の初物」の例文
- 自分勝手なおじいさんがめずらしく良いことをして、穏座の初物と驚かれている。
- 終わり良ければすべてよし。結果、穏座の初物で良かった。
- 彼は晩年人間国宝に選ばれ、穏座の初物となった。
- このキュウリは穏座の初物です。もうすぐ食欲の秋でさつまいもなどが旬になりますね。
- ノーベル賞を受賞し、学者として穏座の初物となった。
つまり、歳を重ねても、その価値は下がらないということを示しているんだよ。