「大鳥取るとて小鳥も取り損なう」の意味(語源由来)
【ことわざ】
大鳥取るとて小鳥も取り損なう
【読み方】
おおとりとるとてことりもとりそこなう
【意味】
欲張り無理をしたため元も子も失うこと。
「大鳥取るとて小鳥も取り損なう」ということわざは、欲張り過ぎて無理をし過ぎると、結局何も得られずに全て失ってしまう、という意味を持っているんだ。
あーなるほどな。つまり、「欲張り過ぎて大物を狙うと、結局は小さいものまで手に入らへん」ってことやな。
大きな鳥を捕まえようと思っても、それが無理なら結局は小さい鳥さえ捕まえられへんってことや。これは、欲張りすぎずに自分ができることに集中することの大切さを教えてくれる言葉やな。
【語源・由来】
欲張って大きな鳥を狙うと確実に手に入れられる小鳥も逃す意から。
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「大鳥取るとて小鳥も取り損なう」の解説
カンタン!解説
「大鳥取るとて小鳥も取り損なう」っていうことわざは、欲張って大きなことを目指しすぎて、手元にある小さなものまで逃がしてしまう、つまり何も手に入らなくなってしまう状況を指すんだよ。
例えばね、手元にある美味しいアイスクリームがあるのに、もっと大きなケーキを欲しがって、結局どちらも手に入らなくなってしまった、というような状況を想像してみて。
このことわざは、目の前の確実なものを大切にし、欲張りすぎて失敗することのないようにと教えてくれているんだ。つまり、何事も程々に、確実なものを大切にしようという教訓なんだよね。
「大鳥取るとて小鳥も取り損なう」の使い方
欲張りすぎてしまった。
昔話に出てくる意地悪いお爺さんのようね。
欲のない善良なお爺さんは大判小判をもらって、意地悪爺さんは大鳥取るとて小鳥も取り損なうとなる。
昔話から学ぶことは多いわよね。
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「大鳥取るとて小鳥も取り損なう」の例文
- 欲求に負けず打ち勝たないと大鳥取るとて小鳥も取り損なう。
- 欲張った結果が大鳥取るとて小鳥も取り損なうだ。情けない。
- あれもこれもと欲しがるから大鳥取るとて小鳥も取り損なうんだ。
- 無理をして大鳥取るとて小鳥も取り損なうよりも、確実に一つずつ手に入れる。
- 大鳥取るとて小鳥も取り損なうことになっては元も子もない。