「親方思いの主倒し」の意味(語源由来)
【ことわざ】
親方思いの主倒し
【読み方】
おやかたおもいのしゅだおし
【意味】
使用人が主人のためにしたことが、逆に主人に不利益をもたらすこと。また、主人のためと言いながら、主人に不利益を働くこと。
つまり、どんなに良い意図を持って行動しても、結果が悪ければそれは評価されへんってことやな。
大切なのは、行動の前に十分な考慮や計画をすることやろうね。意気込みだけで突っ走ると、思わぬトラブルの元になることもあるから注意が必要やね。
【語源・由来】
「親思いの主倒し」から転じたことわざ。
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「親方思いの主倒し」の解説
カンタン!解説
「親方思いの主倒し」っていう言葉は、親方や主人のためを思って頑張ったり、努力したりするけど、その結果が逆に悪いことになっちゃう、っていう意味なんだよ。
例えば、お母さんが忙しいから、手伝いたいと思って、自分で洗濯機を使って洗濯しようとしたけど、操作を間違えて洗濯機を壊してしまったりするようなことを指すんだ。
この言葉は、良いことをしようと思っても、慎重にやらないと、逆に問題を起こしちゃうこともあるよ、と教えてくれているんだね。だから、何かをするときは、よく考えて、できることから始めるようにしよう!
「親方思いの主倒し」の使い方
余計なことをしちゃったよ。
よかれと思ってやったことが親方思いの主倒しになったわね。
こんな風に裏目に出るなんて思っても見なかったんだ。
健太くんはいつも浅はかなのよ。
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「親方思いの主倒し」の例文
- 会社のためを思ってしたことが、親方思いの主倒しで会社を倒産危機に追い込んでしまった。
- 悪気があったわけではない。むしろ主人のためになると思っていたのに親方思いの主倒しとなった。
- 親方思いの主倒しとならないよう、自分だけで判断せず周囲に相談した方がいい。
- 自分に何かできないかと奮闘したのだが、親方思いの主倒しになっただけだった。
- 主人のためといいながら金を勝手に投資資金に使って失敗するとは、親方思いの主倒しだ。
これは、親方や主人のためにと思って行動するが、その結果として害をもたらす状況を指している。良い意味での行動が、逆効果となることを警告しているね。