「親の欲目」の意味(類義語)
【ことわざ】
親の欲目
「親の欲目と他人の僻目(ひがめ)」と続けていう場合もある。
【読み方】
おやのよくめ
【意味】
親は我が子がかわいいあまりに、実際以上に買いかぶってしまうということ。
「親の欲目」という表現は、親が自分の子供を非常にかわいがるために、子供の実力以上に高く評価してしまうことを指すんだよ。
なるほどな。つまり、「大きな目標を達成するためには、まずは手近な問題から解決していこう」ってことやな。
大きなことをやる前に、まずは周りの小さなことから始めるのが大事やな、これは。
・親に目なし
・子故に迷う親心
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「親の欲目」の解説
カンタン!解説
「親の欲目」ということわざはね、お父さんやお母さんが自分の子どものことをとってもかわいいと感じるから、子どもの本当の能力や実力よりも、もっとすごいと感じてしまうことを言うんだよ。
たとえば、子どもがサッカーをしていてもそれほど上手じゃないのに、お父さんやお母さんには「うちの子はサッカーが本当に上手い!」って思ってしまうことがあるんだ。
これは、親が子どものことを深く愛しているから、どうしても子どもの良いところが目立って見えるんだよね。親子の愛情が深いぶん、子どものことをより素晴らしいと感じてしまうことを教えているんだよ。
「親の欲目」の使い方
僕の母さんが、健太は頭がいいから、きっとすごいことをして世の中の人達を驚かせる大人になるわって言っていたんだ。
それは、親の欲目というやつよね。
母さんは、きっと、ちゃんと僕の良さを見てくれているんだよ。
悪さをする事に関しては知恵が働くから、世界中を驚かせるような犯罪をしないことを祈っているわ。
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「親の欲目」の例文
- うちの子はとてもいい子だ、親の欲目という部分を差し引いても、それは事実と言っても良いだろう。
- 親の欲目ではなく、うちの娘は、このあたりの少女たちとは品が違っていた。
- 親の欲目かもしれないが、よその子より自分の子が出来がいいと思っている。
- 親の欲目で言うのではない、私の娘は、よい妻になると思っている。
- 親の欲目かもしれないが、あと十年もしたらきっとこの子はモデルみたいに綺麗になるに違いない。